1. Home
  2. 海外版予告編
  3. 1990年カナダで起こった民族闘争「オカの危機」をモホーク族の少女を通じて描く『Beans』予告編

1990年カナダで起こった民族闘争「オカの危機」をモホーク族の少女を通じて描く『Beans』予告編

1990年カナダで起こった民族闘争「オカの危機」をモホーク族の少女を通じて描く『Beans』予告編
0

1990年にカナダのオカという町で起こった、先住民の土地開発反対運動を端に発した「オカの危機」をモホーク族の少女を通じて描く『Beans』の予告編をご紹介。


1990年。カナダの町オカに住むビーンズ(Kiawentiio)は12歳。先住民モホーク族の女の子です。ある日、同族の男性たちが銃を持ち橋を封鎖する現場に遭遇します。あっという間に町は不穏な空気に…そこから「オカの危機」と言われる大騒動に発展していく様子を彼女の視点で描きます。
共演はレインボー・ディッカーソン、ジョエル・モントグラント、ポーリーナ・アレクシスほか。

監督・脚本はトレイシー・ディアー(Tracey Deer)。共同脚本は女優でもあるメレディス・ブックニッチ(Meredith Vuchnich)
トレーシー・ディア自身モホーク族で、モホーク族の女性たちの日常を描いたコメディ・ドラマ「Mohawk Girls」にも製作・演出で関わっていました。

この映画で描かれる「Oka Crisis」とは、「オカの危機」「オカの衝突」「オカの闘い」などと訳される、1990年3月から6ヶ月間に及び、カナダのケベック州の町オカで実際に起こった騒動のことです。
ゴルフ場建設予定地に先住民であるモホーク族が所有する土地(墓地)が含まれていたことから、建設反対を訴えるモホーク族がバリケードで周囲を封鎖。警察が鎮圧を行ったものの銃撃戦となりカナダの連邦軍が出動することになります。騒動はさらに各地のインディアンの団体も加わったり、モホーク族に対して住民による差別が起こるなど大きな問題に発展し、解決のための法改正が行われ、ゴルフ建設予定地をカナダ連邦政府が買い取ることで一応の決着をみます。

その騒乱を、当時、映画の主人公と同じ12歳で実際にオカの危機を体験したトレイシー・ディアー監督によって描かれています。12歳のモホーク族の少女の視点なので、騒動の最中の恋や友情など、青春映画的な側面も描かれています。

本作は本国カナダでは2021年3月30日に公開されました。
全米公開は2021年11月5日です。