
今年、劇場公開されたキューティー映画一覧です。日本映画と韓国映画、イベント上映作品、映画祭上映作品、配信作品、ソフトスルー作品は除外しています。
もしこのリストに抜けてるキューティー映画があればご指摘お願いします。
クイーン 旅立つわたしのハネムーン
レディ・ガイ
ロング,ロングバケーション
恋する都市 5つの物語
アバウト・レイ 16歳の決断
ローズの秘密の頁
ゆれる人魚
グレイテスト・ショーマン
The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ
ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ
ナチュラルウーマン
あなたの旅立ち、綴ります
シェイプ・オブ・ウォーター
しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス
恋するシェフの最強レシピ
フェリーニに恋して
トゥームレイダー ファースト・ミッション
レッド・スパロー
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
ワンダーストラック
ダンガル きっと、つよくなる
ベルリン・シンドローム
きみへの距離、1万キロ
女は二度決断する
心と体と
レディ・プレイヤー1
ロンドン、人生はじめます
君の名前で僕を呼んで
パティ・ケイク$
オー・ルーシー!
アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
モリーズ・ゲーム
ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~
フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
29歳問題
ダリダ~あまい囁き~
ファントム・スレッド
男と女、モントーク岬で
レディ・バード
最初で最後のキス
オンネリとアンネリのおうち
ワンダー 君は太陽
ガザの美容室
女と男の観覧車
告白小説、その結末
バトル・オブ・ザ・セクシーズ
セラヴィ!
グッバイ・ゴダール!
クレアのカメラ
悲しみに、こんにちは
インクレディブル・ファミリー
オーシャンズ8
追想
タリーと私の秘密の時間
大人のためのグリム童話 手をなくした少女
つかのまの愛人
マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー
若い女
輝ける人生
妻の愛、娘の時
500ページの夢の束
バッド・ジーニアス 危険な天才たち
クワイエット・プレイス
クレイジー・リッチ!
かごの中の瞳
フィフティ・シェイズ・フリード
赤毛のアン 初恋
チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛
バーバラと心の巨人
エンジェル、見えない恋人
モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!
ピッチ・パーフェクト ラストステージ
マイ・プレシャス・リスト
赤毛のアン 卒業
ステータス・アップデート
ボヘミアン・ラプソディ
モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~
アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語
バルバラ~セーヌの黒いバラ~
オンネリとアンネリのふゆ
くるみ割り人形と秘密の王国
マダムのおかしな晩餐会
パッドマン 5億人の女性を救った男
おとなの恋は、まわり道
マチルダ 禁断の恋
マイ・サンシャイン
メアリーの総て
シュガー・ラッシュ:オンライン
アリー/スター誕生
アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング
『Dumplin’』にみる配信作品の問題点
キューティー映画は配信サービスの要となっていると書きましたが、そうなると意外な問題が出てきます。今年12月7日から全世界同時配信されたNetflixオリジナル映画『Dumplin’』でその問題を考えさせられました。
『Dumplin’』はジェニファー・アニストンと『パティ・ケイク$』で好演したダニエル・マクドナルドが母娘役で共演、「Dumplin’(お団子の意味)」と元ミスコンの母親に愛称として呼ばれているデブっちょな娘がミスコンに挑戦する…という人気YA小説原作の映像化です。監督は『あなたは私のムコになる』『幸せになるための27のドレス』『ステップ・アップ』などキューティー映画のヒット作を出しているアン・フレッチャー。
劇中のヒロインがドリー・パートンのファンという設定で、主題歌と音楽をドリー・パートンが担当しています。そのため『Dumplin’』は映画賞の候補資格を得るために全米で小規模な劇場公開が行われました(アメリカの映画賞には規定があって「映画館で上映された作品」でないといけないため。)
その効果もあって、ドリー・パートンが歌う主題歌「Girl in the Movies」は各映画賞にノミネートされています。
そんな話題のキューティー映画が日本のNetflixでは12月7日に配信されませんでした。事前にNetflixから配信予告が公式に発表されていたにも関わらず。Netflix公式が偽情報を発表していて訂正すらしなかったのです。結果的に現時点で『Dumplin’』は日本では存在しない作品となっています。
これまではこういう場合、いち早く見たい人は公開後に発売される海外版ソフトを購入するなりして対応していました。最近では公開後1〜2ヶ月でソフトになりますし。
しかし配信中心の作品の場合はソフト化がされません。何より今回のように配信されず、配信元が正しい情報公開をしてくれない場合、配信を待てばいいのか?配信ではなく映画館で上映されるのか?と、どうしたらその作品が見れるのか皆目見当がつかないことがわかりました。これはこれまでにないパターンでした。
さらにこのことから、現在の日本の映画配給についても考えさせられました。
『Dumplin’』はジェニファー・アニストンが出演していることから、たぶん日本では劇場公開されると思っています。勝手な想像なので間違っている可能性もありますが、ここでは劇場公開されると仮定して話を進めます。
で、劇場公開されるということは大手シネコン系での全国公開か、東京から順次小規模に全国公開していくかのいずれかです。いずれにせよ『Dumplin’』だと小規模公開でしょう。全国どこの映画館でも観れるというわけではなく、主要都市の限られた映画館での公開となります。
観客は特定の映画館が決めた上映時間に合わせて観に行くことになります。当然移動に要する時間とお金もかけて。
自分は東京と京都、大阪の中小規模映画館しか知りませんが、高低差のない座席や変なスクリーン位置、映写ミス、外からの音漏れなど、鑑賞環境が良くないところが多く、楽しみにしていた映画を鑑賞環境のせいで台無しにされることがよくあります。
映画館での公開は、このように配信で見るよりはるかに観る側に様々な負担をかけます。しかも東京以外の土地だと日本公開から数週間、数カ月後に観ることになります。
で、ですね、このサイトで書くのもおかしな話ですが、そこまでしてキューティー映画を見たいとは思わないのです。
キューティー映画は元々「映画は映画館で!No Movie No Life!」みたいなシネフィルのみなさん(かなりの偏見に基づいて「シネフィル」を使用(笑))とは無縁のジャンル映画のはずです。むしろ映画をあまり見ない人がさっと見て楽しんで映画館を出ていくタイプのものです。求められるのは利便性なのです。だからこそ、配信のメインコンテンツとして重宝されています。
この問題は世界別の配給権など色々なビジネス的な取り決めが関わる問題なので、解決方法がないのも承知していますし、大半が個人的な愚痴ですが、ネットによって公開時差をなくし便利に思われた配信サービスが、何かでつまづくと、とたんに不便になってしまう、という思わぬ落とし穴があるというのを『Dumplin’』の件で気付かされました。