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2015年キューティー映画総括

2015年キューティー映画総括
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今年も年の瀬のギリギリに記してアップすることになってしまいました。2015年にあったキューティー映画のトピックを書き連ねてみます。事前に書いておいて31日に配信じゃないんです。我ながらいい加減学習しろ、と思いますが…(笑)

2015年キューティー映画トピック

・祝!ピッチ・パーフェクト公開!
・キューティー映画が世界同時公開に
・海外と国内のキューティー映画のヒットの違い
・キューティー映画を見る場所は盤からネットへ
・キャサリン・ハイグル、ヴィクトリア・ジャスティス、モニーク・コールマン、みんな美しい

祝!ピッチ・パーフェクト公開!

本国での大ヒットから2年遅れでやっと公開されました!これがキューティー映画では今年一番のトピックです。
続編の「2」もアメリカから半年遅れですが公開されました。これで世界中のファンと同じく、2017年公開予定の「3」を待つことができます!

当サイトでは世界最速で「2」のサントラの元ネタを紹介したり、さまざまな『ピッチ・パーフェクト』ネタを記事にしてきました。
このシリーズはどんな既存のヒット曲が使われるか、音楽面での話題や魅力も当然大きいのですが、何よりキューティー映画として友情物語、成長物語、そしてラストの爽快感が1級の出来になっているところが大ヒットした原因だと思います。

キューティー映画が世界同時公開に

2015年は話題のキューティー映画の世界同時公開が2回ありました。
2月公開、『トワイライト』のファンフィク(同人)から生まれたSMエロティック小説が原作の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』、11月公開のシリーズ最終章『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』。
この超話題の2作品は共に世界同時公開作品で、日本では珍しくキューティー映画が世界同時公開となりました。

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は当初R15+で上映され、同時公開のため作業を急いだせいか、画面上のボカシ方法が一定せず、さまざまな形態のボカシが堪能できる作品となりました(笑)

残念ながら2作品とも日本での興行成績はよくありませんでした。日本でのキューティー映画の現状は「上映作品数は都市部に限って多く、一般作としてのヒットは少なく限定公開作品の中ではヒット」という状況です。大型キューティー映画の世界同時公開の機会がそうあるとは思えませんが、今後ある時はぜひ日本でもヒットさせる宣伝の工夫が必要だと思います。

ちなみに先に世界同時公開は「2回」と書きましたが、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』もキューティー映画でしたから、実際は「3回」ですね。
そのスター・ウォーズも次回作は世界同時公開から外れます。

海外と国内のキューティー映画のヒットの違い

アメリカではキューティー映画の大ヒットが話題になりました。全米年間興行成績の20位以内で見ると、2月公開の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(全米年間興行成績16位)、3月公開の『シンデレラ』(全米年間興行成績9位)、5月公開の『ピッチ・パーフェクト2』(全米年間興行成績12位)、11月公開の『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』(全米年間興行成績7位)といった具合です。

一方日本ではアメリカとは違う動きのヒットが見受けられました。『シンデレラ』は日本でも年間興行成績5位の大ヒットでしたが、それ以外の上記にあげたタイトルが同じ年に公開だったにも関わらず、日本では年間興行成績20位にも入っていません。

一方でアメリカでは初動が弱くロングランで中高年層向けにヒットした『マイ・インターン』が、日本ではアメリカ以外の国では2位(1位韓国)となる興行成績で若い女性客を中心に初動から大ヒットしました。日本では「アン・ハサウェイ」『プラダを着た悪魔』というキーワードをメインに宣伝展開をしましたが、これが成功しました。
日本での『プラダを着た悪魔』の人気はほんとに強いです。続編小説「プラダを着た悪魔 リベンジ!」も発売され、映画化も検討されています。こちらも楽しみです。

キューティー映画を見る場所は盤からネットへ

Huluが日本でサービスを始めた頃、レンタルにもないような未公開のキューティー映画が何本もありました。日本テレビ資本となった今のHuluでは、そのようなことは皆無となりましたが、この秋から日本でサービスが始まった、オリジナルドラマが話題のネットフリックスが、未公開キューティー映画を配信しています。当サイトではLAでのプレミア上映の様子をお届けした(現在電子書籍で発売中)『Naomi and Ely’s No Kiss List』も『ナオミとイーライのキス禁止リスト』の邦題で配信中です。
【OUTFEST 2015】ヴィクトリア・ジャスティス主演キューティー映画『Naomi and Ely’s No Kiss List』プレミア上映を観る
海外でもキューティー映画は新しい上映形式にいち早く対応して、視聴方法を切り開いていますが、今後日本でも海外のキューティー映画を見るのは配信で、という流れになっていきそうです。

キャサリン・ハイグル、ヴィクトリア・ジャスティス、モニーク・コールマン、みんな美しい

今年の夏はOUTFEST 2015を独自取材しました。その際、キャサリン・ハイグル、ヴィクトリア・ジャスティス、モニーク・コールマンといった、映画女優さんたちを近くで見ましたが、やはりみなさんお美しい…映画の中とはまた違う、さらに日本での取材時とは違う空気感、実在感の凄さを実感しました。

ヴィクトリアとは人生初の記念写真を撮っちゃいました(一応、それなりに有名な方とは色々接していましたが、個人的に記念写真は初めてでした(笑)どうでもいいですね、すみません。)

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2015年、cue10選キューティー映画(順不同)

今年公開されたキューティー映画から順不同で10作品+α選びました。
順位は付けられません。これ作品以外にも多くの素晴らしいキューティー映画が公開されました。特に今年は歌、踊りのキューティー映画に秀作が多く、80’sのヒット曲を使ったミュージカル映画『踊るアイラブユー♪』など傑作もありましたが、ジャンルが偏ってしまうため、泣く泣く10選から外しました。
『ロック・オブ・エイジズ』『踊るアイラブユー♪』の同時上映企画、どこかの映画館でやってください!
また、去年+αで選出した作品で、今年一般公開されたものは除外しています。

ANNIE/アニー

映像・音響演出にデジタル技術を巧みに取り入れた、最新型ミュージカル映画として素晴らしかったです。個人的に一番の感動シーンはミュージカルシーンではなく、クヮヴェンジャネ・ウォレスがオーケストラをバックに歌う「Opportunity」でした。

ベアリー・リーサル

DVDスルー作品(イベント上映あり)ですが、暗殺者として育てられた女子高生がキューティー映画の世界に憧れて、組織を抜けて高校に通うことになる…という、キューティー映画好き必見の映画です。

パレードへようこそ

80年代イギリスの炭鉱夫のストライキに協力したゲイ・グループを描いた、実話が元の映画です。多くの登場人物全てに愛情が注がれ、人々の交流の描写、そしてラストまでとにかく気持ちのいい感動作です。

シンデレラ

誰もが知ってるお話を、予想を上回る豪華なビジュアルで見せてくれました。しかし原作では受動的なヒロインが、この映画では自分の力と意志で生き方を決めていくという改変が何よりも素晴らしかったです。

ティーン・ビーチ2

前作も面白かったのですが、続編の本作はそこから想像を遥かに超える傑作となっていました。各ダンスシーンのアイディアがとにかく秀悦。そしてほろ苦くも希望のあるラストがこれまた良くてビックリでした。

ピッチ・パーフェクト&ピッチ・パーフェクト2

今さら何もいうことはありません。特に続編の2は「キューティー映画の続編に上手いものなし」という持論がそのまま適用されるのかと思いきや…ラストのとある1カット、バーンと照明がついて現れた1カットが全てをひっくり返しました。あの1カットはキューティー映画でも久々の力のある描写でした。
【2015LA滞在記2】『ピッチ・パーフェクト2』を180円で観るの巻

エール!

聾唖一家の中で唯一話せる、歌の上手い長女が主人公のフランス産キューティー映画です。ヒロイン役ルアンヌ・エメラの歌声の素晴らしさ、選曲の良さが際立っていて、何度見てもラストの歌のシーンで感動します。
理屈抜きで心に響く歌声の感動作『エール!』

マイ・インターン

ファッション通販サイト会社の社長役がアン・ハサウェイということもあり、日本では『プラダを着た悪魔』の続きのような宣伝が展開されましたが、実は共演者のロバート・デ・ニーロの『プラダを着た悪魔』でした。ロバート・デ・ニーロの抑えた演技がとにかく素晴らしく、オープニングから涙腺が緩む映画でした。

Re:LIFE~リライフ~

大人のキューティー映画を作り続けているマーク・ローレンス&ヒュー・グラントの最新作は、ヒロインにマリサ・トメイを迎え、落ちぶれた映画脚本家が大学で講義を持つことになるという内容。描かれたのは全てのキューティー映画を応援する最上のキューティー映画でした。そしてこの映画を一番楽しめるのはキューティー映画ファン。あちこちにキューティー映画にまつわる小ネタがたくさんありました。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒

キューティー映画です!新作で主人公が女性となりキューティー映画に寄ってくるとは思いましたが、想像以上にヒロインの成長を描くちゃんとしたキューティー映画になっていました。SF映画の金字塔ですが、キューティー映画として見ても相棒のBB-8(見ようによってはショタものに(笑))を含めて楽しめます。キューティー映画と共にあらんことを。

番外編

キューティー映画としてインド映画は引き続き注目です。上映の機会は増えているものの、日本ではまだ一般的ではありません。レンタルDVDになったり、配信されたりして、もっと多くの人が普通に見れるといいのですが…

若さは向こう見ず

学生時代、目立たなかった女の子が同級生たちと旅をすることになり、そこで自分を開放していく…という内容です。インド映画の上映形式は物語の中間で休憩時間を挟むのですが、その形式を上手く演出に利用。休憩を境に主演男女の視点を入れ替え、時間を数年飛ばします。それにより青春群像劇として、キャラクターたちの成長やその後の関係をも描く一級の作品となりました。

ピクー

IFFJ2015にて鑑賞。わがままな便秘の父の世話をするキャリアウーマンの娘、という表向きは親子もの&ロードムービーですが、ヒロインの状況のリアリティさとキューティー映画らしい夢の展開を忍ばせた高度なシナリオには舌を巻きました。

ハッピー・エンド

IFFJ2015にて鑑賞。メインはLAロケ、舞台は映画業界という現代的なキューティー映画です。恋愛に向き合えない男女をコミカルに描いた、ヒュー・グラントが主演でもおかしくない内容でした。

タンジェリン

東京国際映画祭にて鑑賞。「iPhoneで撮影された」というのが話題になった映画ですが、それだけにとどまらない、しっかりした視点を持ったキューティー映画です。本作とあわせて監督の前作『チワワは見ていた』もお薦めしておきます。共にちょっと風変わりな、でも共感を持って見られるであろう女性の友情物語になっています。
全編iPhone 5sで撮影された、とってもキューティー映画な『タンジェリン』
『Bare』
夏にLAで行われたOUTFEST 2015で鑑賞。「glee/グリー」のディアナ・アグロンが、アメリカの田舎町でくすぶっているヒロインを好演しているキューティー映画です。ぜひ日本で公開してほしい映画です。
【OUTFEST 2015】ディアナ・アグロンがヌードで挑んだパス・デ・ラ・ウエルタとの絡みが美しい『Bare』を観る

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