Home Column クライマックスに向かう『ハンガー・ゲーム』を巡る、色々な展開

クライマックスに向かう『ハンガー・ゲーム』を巡る、色々な展開

クライマックスに向かう『ハンガー・ゲーム』を巡る、色々な展開
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hunger-game-franchise_0011月20日に全米公開となる「ハンガー・ゲーム」シリーズ最終章『The Hunger Games:Mockingjay Part 2』のIMAX 3D上映が決定しました。さらに7月からは「The Hunger Games:The Exhibition」という体験型展覧会を全米でスタートします。そして前章、続編などの映画化の可能性も出てきました。


製作会社のライオンズゲートは最終章となる『The Hunger Games: Mockingjay Part 2』の公開を前に、多角的な展開をはじめました。

まず、11月20日からの全米公開時に、IMAX 3Dの上映が決定しました。IMAX上映だとチケット代も通常より高いので、客単価があがります。

前作『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』は全米で同時期に公開された『インターステラー』にIMAXのスクリーンを抑えられ、3D上映もない通常公開形式のみでした。その結果、興行収益で、IMAX上映があった『ハンガー・ゲーム2』より低い初動と成績になりました。

しかし2014年に全米で公開された全映画では1位となっています。IMAX上映があれば確実に前作を越え凄い興収になったでしょう。今回はIMAX3D上映ありです。強烈な初動成績が期待されます。

そして今年7月から来年1月まで、「The Hunger Games:The Exhibition」という体験型展示会が全米各地をまわることが発表されました。

「The Hunger Games:The Exhibition」では、映画で使われたセットや小道具、衣装、ファンアートなどの展示のほか、最新技術を使ったハンガー・ゲーム会場のインタラクティブ参加コーナーや映画のスタントの疑似体験コーナーなどがあります。

ジブリ映画がよくやっていた映画公開前の展示会の豪華版のようなものですね。チケット代は22.5ドルと映画より高いですから、それなりのものを見せてくれるのでしょう。

7月1日にNYのタイムズ・スクエアで展示がスタートし、それから順次来年1月まで全米をまわります。

2016年夏には、ロンドンの8万人収容のスタジアムで舞台公演も予定されています。

このように様々な展開をするハンガー・ゲームシリーズ、製作会社のライオンズゲートとしてはこのドル箱シリーズを手放したくないようです。

次の『ダイバージェント』シリーズがヒットしてはいるものの「ハンガー・ゲーム」シリーズほどではないですし、ライオンズゲートがお得意のYA小説のキューティー映画路線が『きっと、星のせいじゃない。』のヒットの影響で、SFファンタジー系から現代が舞台の身近な小説原作にシフトしました。

この路線だと低予算・高収益が期待出来ますが、会社を支える安定した大作シリーズは望めません。

そんなこともあり、ライオンズゲートではすでに映画シリーズ独自となる「ハンガー・ゲーム」の前章、または続編、スピンオフの映画企画も前向きに検討され始めているようです。

さらに『トワイライト』のリブートという手もあると思っているのですが…
他の映画会社よりティーン・トゥイーン層を動員の主軸としているライオンズゲートの動向はキューティー映画にとっても重要です。今後に注目していきたいと思います。