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『ウォーム・ボディーズ』ジョナサン・レヴィン監督インタビュー

『ウォーム・ボディーズ』ジョナサン・レヴィン監督インタビュー
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ジョナサン監督の映画はどれもキューティー映画の要素がたっぷりです。そして『ウォーム・ボディーズ』にはゾンビ映画のお約束同様、キューティー映画のお約束やパロディーシーンもたくさん入っています。キューティー映画について聞いてみました。
監督が好きなキューティー映画ってどういうものですか?

ウッディー・アレンの映画はどれも好きですね。『恋人たちの予感』『ブリジッド・ジョーンズの日記』とか…。 出来のいいものも悪いものも好きだなぁ…。他に何があるかな?『最後の恋のはじめ方』とか?

あと…えーと、アシュトン・カッチャーとナタリー・ポートマンの出ていた映画に似たやつ…なんだっけ?『抱きたいカンケイ』?いや、もう一つの…『ステイ・フレンズ』だ!どちらも好きだけどね。

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普段、あまりホラーとかゾンビ映画を見ないようなキューティー映画ファン ((結構ゴアやホラー好きのキューティー映画ファンって、実は多いと思いますが(笑)))にメッセージを。

このインタビューでキューティー映画について色々話していますが、まさにこの映画の心はキューティー映画だと思っているし、『スターマン/愛・宇宙はるかに』『ショート・サーキット』『美女と野獣』といった、異なる2人が出会って分かり合うという物語を継承するラブストーリーだと思います。
女性の男性に対する愛、相手を受けとめ認めることで、その相手を変えていくという物語が、作る側の僕にとってはとても魅力的だったし、観客にもそう思ってもらえるんじゃないかな?
ゾンビファンじゃなくてもユーモアや感動、そしてラブをたくさん込めた映画なので、日本のキューティー映画ファンにもぜひ楽しんでもらいたいです。

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最後に。もし「もっとストレートなキューティー映画を撮ってくれ」とプロデューサーや映画会社に言われたら、どういうのを撮りますか?

うーん、持ち込まれる脚本次第だけど…。僕がロマンティックな映画を好きな理由は、惹かれ合う2人を通して観客が何か自分自身に発見出来るようなところだから、そういうのを感じさせてくれるようなものならぜひ撮りたいですね。

それと『ロマンティック・コメディ』といっても、『コメディ』の部分で、意外とちゃんと笑いも兼ね備えている映画ってなかなかないですよね。単なるドタバタとかが多いし。だから本当に笑えて楽しくなるようなものならやってみたいかも。 でも…どんなキューティー映画を撮るにしろ、主人公のどちらかが、空港とか結婚式会場を逃げ出したり走って向かったりするようなラストシーンだけは絶対撮らないよ(笑)

(笑)じゃあラストにプロムは?

プロムはOK!(笑)

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プロムはOKだそうです(笑) とても優しくて穏やかで、ちょっとシャイだけどユーモアセンスあふれる人でした。
インタビューでも答えているように、役者やスタッフにあれこれ指示して引っ張っていくだけではなく、一緒に作り上げていくタイプの監督さんなんだなぁ、と強く感じました。
たぶん現場はとてもいい雰囲気だったんじゃないでしょうか?

ジョナサン監督のゾンビ映画への愛、そしてキューティー映画への理解は『ウォーム・ボディーズ』の血となり肉となっていて、笑えるシーンやキューティー映画のパロディなどを含めてとても素晴らしいキューティー映画になっています。
キューティー映画お約束の着せ替えシーンのパロディーのアイディアなど秀悦です。

次回作は『50/50 フィフティ・フィフティ』を作ったメンバーと一緒にやるとのこと。
噂のディストピアYA小説『レジェンド: 伝説の闘士ジューン&デイ』の映画化の企画はその後になりそうです。『レジェンド』は近未来を舞台にした立場の異なる敵対する男の子と女の子による一種のボーイ・ミーツ・ガールもの。SF設定、SFXをふんだんに使った『ウォーム・ボディーズ』を通過したジョナサン・レヴィン監督にうってつけの内容ですから、実現するのが楽しみな企画です。

ジョナサン監督はこれからもどんな映画にも『青春』の匂いを隠し味に話題作を撮っていくことでしょう。これからも期待できる監督さんです。
そしていつか純度100%の笑えるキューティー映画も撮ってほしいです。ラストがプロムのやつを(笑)
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ウォーム・ボディーズ 9月21日(土)シネクイント他全国ロードショー

公式サイト:dead-but-cute.asmik-ace.co.jp