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スペイン映画界期待の若手女優 ブランカ・スアレス インタビュー

スペイン映画界期待の若手女優 ブランカ・スアレス インタビュー
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スペイン女優といえばペネロペ・クルス、パス・ベガ、エレナ・アナヤ、レオノール・ワトリング…スペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督の作品に出た女優さんたちです。彼女たちはみな女優としていくつもの代表作を持っているスペインを代表する女優さんたちです。
ペドロ・アルモドバルはゲイを公言している監督なので、女優に対しても独特の選択眼があるのでしょう。

そんな巨匠の最近お気に入り女優と言われているのが、ブランカ・スアレス。1988年生まれの25歳でスペインのテレビドラマを中心に活躍している女優さんです。今後スペインの若手女優として世界に出てくると思います。
2011年に公開された(日本公開2012年)、衝撃の話題作『私が、生きる肌』でアントニオ・バンデラス演じる天才形成外科医の娘を熱演しました。
彼女は出演時間は短いながらお話で重要な役割を果たす強烈な印象を与える役で、その年のさまざまな映画賞の新人女優賞にノミネートされ、一気に注目されることになりました。

私が、生きる肌 [Blu-ray] DVD

価格¥1,000

順位187,245位

出演アントニオ・バンデラス, エレナ・アナヤ, マリサ・パレデス, ほか

監督ペドロ・アルモドバル

発行松竹

発売日12.11.07

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そして、ここ最近シリアス続きだったペドロ・アルモドバル監督が久々に撮ったコメディの最新作『アイム・ソー・エキサイテッド!』にもゲスト出演。この映画は本編のほとんどが飛行機内にいる人物たちを描いたワン・シチュエーション・コメディなのですが、彼女の役は地上で携帯電話を通じてドラマに関わる役です。
ここでの彼女は自転車に乗って可愛らしいワンピースを来た、キュートな格好の可愛い女の子の役ですが、またまたゲストの割には映画の最後まで何気に関わる役をもらっていて、ペドロ・アルモドバル監督の寵愛ぶりが垣間見えます。

そんな彼女が2013年10月に開催された第10回ラテンビート映画祭のオープニング・プレミアを飾った『アイム・ソー・エキサイテッド!』の宣伝のために来日したので、インタビューすることになりました。
第10回ラテンビート映画祭オープニングに『アイム・ソー・エキサイテッド!』ハビエル・カマラとブランカ・スアレス登場

ブランカ・スアレスは日本だけに限らず『アイム・ソー・エキサイテッド!』の宣伝で世界中飛び回っています。今後世界的女優になるための顔見せの意味があると思われます。インタビュー当日は取材が立て込んでいてちょっとお疲れ気味でしたが、非常に誠実にインタビューに答えてくれました。

彼女、ファッション誌などでもモデルをやっていて、映画や写真の印象から会うまでは大柄な人かと思っました。
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海外のファッション誌などではこんな写真で撮られてる人ですよ。超絶セクシーさんが「ハロォ〜ン」と来ると思ったら、親しみやすい感じでさほど大きくなかったのが意外でした。そういう意味では被写体になると存在感が増すのは女優さんならではですね。
そして、なにより、顔がチョ~ちっちゃかったです(笑)

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ブランカ・スアレス

1988年10月生まれ。スペイン・マドリード出身。スペインの人気テレビシリーズ「El Internado」に出演し人気を博す。2011年ペドロ・アルモドバル監督『私が、生きる肌』に出演。続けて2013年『アイム・ソー・エキサイテッド!』出演。
第66回カンヌ国際映画祭では最も輝いていた若手俳優を称えるアワード「ショパール・トロフィー」でトロフィーを受賞。第26回ゴヤ賞の新人女優賞にノミネート。
オフィシャルサイト:https://www.blanca-suarez.com/
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ブランカさんが好きなキューティー映画ってありますか?

よくテレビで何度もかかっているようなのが好きです。そういうのって、たいていがキューティー映画でしょ?『プラダを着た悪魔』とかね。だから何でも好きです。
コメディではないんですが、ケイト・ウィンスレット主演の『エターナル・サンシャイン』を見た時は衝撃を受けました。

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前作『私が、生きる肌』ではとても難しい役1を演じていましたが、どのように挑みましたか?

まずペドロ・アルモドバル監督から事前に色んな指示がありました。それに自分なりに「こうしたらいいんじゃないかな?」という演技も組み込みつつ、最終的にはその辺にいるような自然体なキャラクターになるよう演技しました。
でもやっぱり、監督の映画の出演はかなり緊張しましたね

『私が、生きる肌』で、病室にいる心を閉ざしたあなたが、お見舞いに来たお父さんであるアントニオ・バンデラスを、父親と分からず見知らぬ男と思い、怖がってシクシク泣きながらクローゼットの中に入って隠れるシーンがありました。あそこは実に素晴らしい演技でしたね。

ありがとう。あれは私があの映画で最後に演じたシーンだったので、特に強く印象に残ってますね…
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『アイム・ソー・エキサイテッド!』への出演の経緯は?

『私が、生きる肌』のプロモーションで世界中のあちこち行ってた時に、監督から「実は次回作のアイディアがあって、それを撮る時は君にまた出演してもらいたいと思ってるんだ」と言われてました。
その時は社交辞令的に「はい、よろしくお願いします。」と気軽に答えてたんですけど、その数カ月後ほんとにオファーが来たからビックリしました!
監督が話していたことは本気じゃないと思ってたので(笑)

『アイム・ソー・エキサイテッド!』の出演シーンは、ほとんど一人芝居でしたよね?その辺は大変でしたか?

ちょっと退屈でした…(笑)

携帯電話をかけているシーンが多くって、ほとんど1人で演技してるようなものだったのですが、一応劇中で電話の相手であるリカルド役のギレルモ・トレドさんが撮影中そばに来てくれていて色々と助けてくれました。

同じシーンのバス・ベガさんもほとんど1人芝居でした。彼女はかわいそうに電話するシーンが長かったし、私みたいに電話の相手役のギレルモさんもいなかったし、私より大変だったと思います(笑)

『アイム・ソー・エキサイテッド!』を観るファンへメッセージをいただけますか?

先入観を持たずに見て欲しいですね。愛の物語でも冒険の物語でもキューティー映画でも、どういったものが出てくるか分からない映画なので楽しんでください。飛行機で空を飛ぶみたいに軽快に快適に楽しんでくれたらうれしいです。

最後に。もしキューティー映画に出演するとしたら、どんな役で出たいですか?

お馬鹿でキャンキャンした感じの盛り上げ役か、全く印象が違う、クラスで成績トップのガリ勉タイプかどっちかをやってみたいですね(笑)
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アイム・ソー・エキサイテッド!

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ストーリー

マドリッドからメキシコ・シティへ。快適なはずのビジネスフライト。でも、その飛行機は目的地に向かわずに上空をぐるぐると旋回し続けていた。
緊迫した状況の中、ビジネスクラスを担当する3人のオネエの客室乗務員たちは乗客を楽しませようと歌って踊り、怪しいオリジナルカクテルを振る舞う。
管制官からの着陸許可を待つ機長はCAたちとの三角関係の落とし前を突き付けられ、乗客のアラフォー女性はみんなの運命が大きく変わる日だと不吉な予言をし、元人気俳優は地上に残して来た精神を病んだ愛人と過去に傷つけた元カノを気遣う。苦情を言い続ける大物相手のSM女王にメキシコの怪しい警備アドバイザー、不祥事を働いた銀行頭取、酩酊し続ける新婚カップルなど、癖があり過ぎる乗客たち。徐々に明かされていく彼らのバックグラウンドは、やっぱり普通じゃない!

スタッフ&キャスト

監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
出演:カルロス・アレセス、ハビエル・カマラ、ラウル・アレバロ、ロラ・ドゥエニャス、セシリア・ロス、ブランカ・スアレス

公式サイト:https://excited-movie.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/excitedmovie
公式Twitter:https://twitter.com/excitedmovie

2014年1月25日(土)新宿ピカデリー他全国公開

R指定R15 配給:ショウゲート ©EL DESEO D.A.S.L.U

  1. 【『私が、生きる肌』ネタバレ】彼女が演じたのは、アントニオ・バンデラス演じる天才形成外科医のかわいい一人娘役。彼女はパーティーで若い男にレイプされ心を閉ざしてしまいます。『私が、生きる肌』はそんな娘に対する父親の復讐劇です。 []