
ディズニープラスが進めていた、ヒラリー・ダフ主演『リジー&Lizzie』の続編となる新シリーズが正式に中止となりました。
ディズニープラスの新シリーズは、13歳だった『リジー&Lizzie』のリジーが30歳となり、ニューヨーク・ブルックリンの小さなアパートに住みながらインテリア・デザイナーとして働き、レストランのシェフのフィアンセもいる…という設定で物語が進む予定でした。
アニメパートは13歳の頃のリジー(オリジナルのまま)という設定です。
しかし2話を収録した段階で、オリジナル・シリーズ・クリエーター(原案者)でショーランナーのテリー・ミンスキーが降板。大人になったリジーにふさわしいドラマにしたいテリーと、子供を含むファミリー向けのみを配信する方針のディズニープラスで作品の方向性が一致しませんでした。
ディズニープラスでは他の企画でもファミリー向けだけではないドラマを目指す作り手と方向性の相違でもめるものが多く、配信先を、大人向けドラマがメインの米Huluにするということもあります。
『リジー&Lizzie』の新シリーズの制作が頓挫したとき、ヒラリー・ダフは米Huluに移動することを訴えたりもしましたが、元々ファミリー向けコメディの『リジー&Lizzie』が、突然サスペンスタッチやベッドシーンのあるドラマになるものちょっと違いますね。アニメパートがリアルになるとか…いや、それも違います。
一応「中止」ということなので、シリーズドラマにせず、古参メンバーが集まる、ファン向けのお祭り映画で復活するのがいいかもしれません。