2008年に公開された、人間の女子高生とヴァンパイアの恋を描いた人気パラノーマル小説「トワイライト」を映画化した『トワイライト〜初恋〜』は、その後「サーガ」として4作品シリーズで作られ、パラノーマル小説原作の映画としては過去類を見ない特大ヒットシリーズとなりました。
トゥイーン、ティーンといった若い女性層を映画館に集め、これまでの女性向け映画とは異なる新しい観客層を作り上げました。
メインキャラクターで恋人役を演じていたクリステン・スチュワートとロバート・パティンソンは実生活でも恋人となり、ファンは映画の中とリアルの世界で彼らを応援しました。
この作品のヒットで多数のYA小説を原作とした類似作品が映画やドラマで溢れ、そこからたくさんの若手スターも生まれました。
そして現在も進行中の大人向けのBDSMをテーマにした映画シリーズ『フィフティ・シェイド・オブ・グレイ』は元々「トワイライト」ファンの主婦が書いたファン・フィクション(同人)が元ですが、この大ヒットは『トワイライト』サーガを楽しんでいた客層が成人になったことが大きかったのです。
といった具合に、実は近年の映画やドラマに多大な影響を与えている『トワイライト』サーガ。そのリブートや続編の可能性は以前から示唆されていました。
配給・製作のライオンズゲートは2012年に『トワイライト』サーガを製作していたサミット・エンタテインメントを買収し配下とします。『トワイライト』『ハンガー・ゲーム』といった、若い女性層向けの人気YA小説原作のファンタジー・SF映画シリーズを独占し、大きく勢力を伸ばします。
しかしここ最近このジャンルは衰退し、ライオンズゲートが『ハンガー・ゲーム』に続いて人気シリーズにしたかった『ダイバージェント』シリーズが、シリーズ最終章を前にTV映画化、TVシリーズに以降することとなり、出演者たちは