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第88回アカデミー賞パフォーマンスまとめ

第88回アカデミー賞パフォーマンスまとめ
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87th-oscars-digest_00現地時間2月28日(日本時間2月29日)に行われた第88回アカデミー賞のパフォーマンスをまとめました。司会はクリス・ロック。今回のアカデミー賞は白人ばかりがノミネートされたことに対して、黒人の俳優・監督などから人種差別非難の声があがっていました。


始まる前のレッドカーペットで、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが偶然2ショットになったり、なかなか楽しい幕開けでした。
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しかし差別問題で直前に一部ボイコット騒ぎがあったり、構成台本が書きなおされたりして混乱した今年の祭典はオープニングのトークから、黒人コメディアン、クリス・ロックの自虐も含めた黒人差別ネタのブラック・ジョークのオンパレード。

以前のアカデミー賞は「これぞハリウッド!」というエンタテインメントの権化のようなショーでしたが、ここ数年すっかりその影を潜めていて、オープニングで司会者がジョークを言って、後は各賞を紹介し、途中に歌曲賞の歌が披露されて、おしまい、という淡々とした流れです。今年もその流れでしたが、歌曲賞候補曲の披露は3/5にとどまり、どれもしっとりした曲調で今ひとつ華やかさ楽しさに欠けた印象です。

そんな中、黒人ネタをパロディ映像にしたのがこちら。デジタル技術のおかげでカメオ出演が可能になりました。
ミラクル・モップを発明した主婦の話『Joy』にはウーピー・ゴールドバーグが掃除婦で。『レヴェナント:蘇えりし者』にはキューティー映画版『ゴーストバスターズ』のメインキャラクターの1人、レスリー・ジョーンズが熊代わりにディカプリオを襲います。そして『リリーのすべて』には「30 ROCK」トレーシー・モーガンが。最後に『オデッセイ』にはクリス・ロックがカメオ出演しています。

サラ・シルバーマンの紹介による、サム・スミスが歌う『007/スペクター』主題歌「Writing’s On The Wall」。この歌は歌曲賞を受賞しました。007シリーズは2年連続で主題歌が受賞したことになります。

レディ・ガガによるパフォーマンスです。歌は「Til It Happens To You」。アメリカの大学内で行われている性的暴行の問題を描いたドキュメント映画『The Hunting Ground』の主題歌です。
キャサリン・ヘンドリックが監督したレディ・ガガのPV『Til It Happens To You』

最初に登場するのはアメリカ副大統領ジョー・バイデン。彼はは性的暴力撲滅に長年取り組んでいるそうです。

前日に発表されたゴールデンラズベリー賞で見事6冠の栄光に輝いた『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』からザ・ウィークエンドによる「Earned It」

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