
『ラビリンス』の続編をスコット・デリクソン(『ドクター・ストレンジ』)が監督するようです。
『ラビリンス/魔王の迷宮』は、幼い弟の子守を任せられたティーンエイジャーの姉サラ(ジェニファー・コネリー)がヒロイン。泣き止まない弟に嫌気がさしたサラが思わず発した言葉のせいで、魔王ジャレス(デビッド・ボウイ)が現れ弟を迷宮にさらってしまいます。弟を取り戻すために姉は魔王のいる城までの迷路を冒険するというお話です。
「マペッツ」「セサミストリート」『ダーククリスタル』などで有名なマペット使いのジム・ヘンソンが監督、脚本はモンティ・パイソンのテリー・ジョーンズ。ジェニファー・コネリーとのデヴィッド・ボウイ以外のキャラクターはマペットや着ぐるみという世界で、独特のユーモアで彩られた楽しい親子向け映画でした。
以前から続編の企画開発は進められていて、2017年にフェデ・アルバレス(『ドント・ブリーズ』)が監督することが伝えられていました。
そして今回、『ドクター・ストレンジ』の続編の企画から降りたスコット・デリクソンが監督することになりました。
脚本はマギー・レヴィン(Maggie Levin)。
監督候補はいずれもダークホラーが得意、脚本担当は自己表現先行型の女性でキャリア的に長編劇場作の経験無し…
『ラビリンス/魔王の迷宮』はプロデューサーがジョージ・ルーカスで、監督がマペット第一人者のジム・ヘンソン。ヒロインに当時若手人気女優のジェニファー・コネリー、そして魔王役に妖しい魅力たっぷりのデビッド・ボウイが歌とダンスも披露、とビジュアル重視の娯楽作品でした。
今回、メインスタッフの過去のキャリアから、シリアスなダーク系になることが想像されますが、出演者など今後の進捗に注目です。