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2015年キューティー映画総括

2015年キューティー映画総括
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2015年、cue10選キューティー映画(順不同)

今年公開されたキューティー映画から順不同で10作品+α選びました。
順位は付けられません。これ作品以外にも多くの素晴らしいキューティー映画が公開されました。特に今年は歌、踊りのキューティー映画に秀作が多く、80’sのヒット曲を使ったミュージカル映画『踊るアイラブユー♪』など傑作もありましたが、ジャンルが偏ってしまうため、泣く泣く10選から外しました。
『ロック・オブ・エイジズ』『踊るアイラブユー♪』の同時上映企画、どこかの映画館でやってください!
また、去年+αで選出した作品で、今年一般公開されたものは除外しています。

ANNIE/アニー

映像・音響演出にデジタル技術を巧みに取り入れた、最新型ミュージカル映画として素晴らしかったです。個人的に一番の感動シーンはミュージカルシーンではなく、クヮヴェンジャネ・ウォレスがオーケストラをバックに歌う「Opportunity」でした。

ベアリー・リーサル

DVDスルー作品(イベント上映あり)ですが、暗殺者として育てられた女子高生がキューティー映画の世界に憧れて、組織を抜けて高校に通うことになる…という、キューティー映画好き必見の映画です。

パレードへようこそ

80年代イギリスの炭鉱夫のストライキに協力したゲイ・グループを描いた、実話が元の映画です。多くの登場人物全てに愛情が注がれ、人々の交流の描写、そしてラストまでとにかく気持ちのいい感動作です。

シンデレラ

誰もが知ってるお話を、予想を上回る豪華なビジュアルで見せてくれました。しかし原作では受動的なヒロインが、この映画では自分の力と意志で生き方を決めていくという改変が何よりも素晴らしかったです。

ティーン・ビーチ2

前作も面白かったのですが、続編の本作はそこから想像を遥かに超える傑作となっていました。各ダンスシーンのアイディアがとにかく秀悦。そしてほろ苦くも希望のあるラストがこれまた良くてビックリでした。

ピッチ・パーフェクト&ピッチ・パーフェクト2

今さら何もいうことはありません。特に続編の2は「キューティー映画の続編に上手いものなし」という持論がそのまま適用されるのかと思いきや…ラストのとある1カット、バーンと照明がついて現れた1カットが全てをひっくり返しました。あの1カットはキューティー映画でも久々の力のある描写でした。
【2015LA滞在記2】『ピッチ・パーフェクト2』を180円で観るの巻

エール!

聾唖一家の中で唯一話せる、歌の上手い長女が主人公のフランス産キューティー映画です。ヒロイン役ルアンヌ・エメラの歌声の素晴らしさ、選曲の良さが際立っていて、何度見てもラストの歌のシーンで感動します。
理屈抜きで心に響く歌声の感動作『エール!』

マイ・インターン

ファッション通販サイト会社の社長役がアン・ハサウェイということもあり、日本では『プラダを着た悪魔』の続きのような宣伝が展開されましたが、実は共演者のロバート・デ・ニーロの『プラダを着た悪魔』でした。ロバート・デ・ニーロの抑えた演技がとにかく素晴らしく、オープニングから涙腺が緩む映画でした。

Re:LIFE~リライフ~

大人のキューティー映画を作り続けているマーク・ローレンス&ヒュー・グラントの最新作は、ヒロインにマリサ・トメイを迎え、落ちぶれた映画脚本家が大学で講義を持つことになるという内容。描かれたのは全てのキューティー映画を応援する最上のキューティー映画でした。そしてこの映画を一番楽しめるのはキューティー映画ファン。あちこちにキューティー映画にまつわる小ネタがたくさんありました。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒

キューティー映画です!新作で主人公が女性となりキューティー映画に寄ってくるとは思いましたが、想像以上にヒロインの成長を描くちゃんとしたキューティー映画になっていました。SF映画の金字塔ですが、キューティー映画として見ても相棒のBB-8(見ようによってはショタものに(笑))を含めて楽しめます。キューティー映画と共にあらんことを。

番外編

キューティー映画としてインド映画は引き続き注目です。上映の機会は増えているものの、日本ではまだ一般的ではありません。レンタルDVDになったり、配信されたりして、もっと多くの人が普通に見れるといいのですが…

若さは向こう見ず

学生時代、目立たなかった女の子が同級生たちと旅をすることになり、そこで自分を開放していく…という内容です。インド映画の上映形式は物語の中間で休憩時間を挟むのですが、その形式を上手く演出に利用。休憩を境に主演男女の視点を入れ替え、時間を数年飛ばします。それにより青春群像劇として、キャラクターたちの成長やその後の関係をも描く一級の作品となりました。

ピクー

IFFJ2015にて鑑賞。わがままな便秘の父の世話をするキャリアウーマンの娘、という表向きは親子もの&ロードムービーですが、ヒロインの状況のリアリティさとキューティー映画らしい夢の展開を忍ばせた高度なシナリオには舌を巻きました。

ハッピー・エンド

IFFJ2015にて鑑賞。メインはLAロケ、舞台は映画業界という現代的なキューティー映画です。恋愛に向き合えない男女をコミカルに描いた、ヒュー・グラントが主演でもおかしくない内容でした。

タンジェリン

東京国際映画祭にて鑑賞。「iPhoneで撮影された」というのが話題になった映画ですが、それだけにとどまらない、しっかりした視点を持ったキューティー映画です。本作とあわせて監督の前作『チワワは見ていた』もお薦めしておきます。共にちょっと風変わりな、でも共感を持って見られるであろう女性の友情物語になっています。
全編iPhone 5sで撮影された、とってもキューティー映画な『タンジェリン』
『Bare』
夏にLAで行われたOUTFEST 2015で鑑賞。「glee/グリー」のディアナ・アグロンが、アメリカの田舎町でくすぶっているヒロインを好演しているキューティー映画です。ぜひ日本で公開してほしい映画です。
【OUTFEST 2015】ディアナ・アグロンがヌードで挑んだパス・デ・ラ・ウエルタとの絡みが美しい『Bare』を観る

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