
米ディズニー・チャンネルで7月末に放映された、おとぎ話の悪役の子どもたちが、王子やお姫様の子どもたちの高校に通うことになるミュージカルTV映画『ディセンダント』のサントラアルバムが大ヒットです。
『ディセンダント(Descendants)』は、王国を治める『美女と野獣』ベラと野獣の息子ベン(ミッチェル・ホープ)がディズニーの歴代の悪役たちの子供たち、『眠れる森の美女』マレフィセントの娘、マル(ダヴ・キャメロン)、『白雪姫』魔女の娘、エヴィー(ソフィア・カーソン)、『101匹わんちゃん』クルエラ・ド・ヴィルの息子、カルロス(キャメロン・ボイス)、『アラジン』ジャファーの息子、ジェイ(ブーブー・スチュワート)にチャンスを与えるため、『ラプンツェル』『白雪姫』「眠れる森の美女』『ムーラン』らの息子や娘たちがいるハイソな高校に通わせる…というお話です。
監督は『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのケリー・オルテガ。脚本は『プリティ・ブライド』ジョーサン・マクギボン&サラ・パリオットのコンビが担当。7月31日に全米でプレミア放送され、高視聴数を叩きだしています。
ディズニーチャンネル『ディセンダンツ(Descendants)』米プレミア放送の視聴者数
プレミア放送の日にiTunesで発売されたサントラは、発売以来現在に至るまで、米iTunesサントラ部門のチャート1位をキープし続けています。
さらに米ビルボードの総合チャートで、2週間前に初登場1位を記録。2週連続1位をキープしました。
(日本版iTunesではまだ購入できないようです)
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アルバムで劇中のミュージカルシーンで歌われた曲は6曲、劇中で流れた歌などを含めると全部で13曲が収録されています。
振付師であり、マイケル・ジャクソンやマイリー・サイラスのコンサート映画にも関係していたケリー・オルテガが監督のわりには、実はあまりミュージカル・シーンが多くありません。どちらかというとドラマがメインです。
しかし、だからこそ、ミュージカルシーンはここぞとばかり見せてくれます。ディズニーが公式に公開しているいくつかの劇中のミュージカル・シーンをどうぞ。そのままサントラのPVになっています。
Rotten to the Core
この曲は以前も紹介しましたが、サントラの1曲目を飾るこの曲は主要キャラクターの紹介を兼ねたものです。曲調はサントラ全体で最も今風です。ブーブー・スチュワートの歌うパートが凄く効いています。カッコイイです。ラストのダンサーも加わったダンスシーン、マイケル・ジャクソンの「スリラー」を思い出させてくれます。
Evil Like Me
マレフィセント役はクリスティン・チェノウェス!さすがはブロードウェイのミュージカル女優、圧倒的ですね。クリスティンのちょっとコミカルな動きに迫力のある歌、そしてCGや舞台装置も加わって一級のミュージカルシーンに仕上がっています。ラストの歌いっぷりは必聴です。
Did I Mention
『美女と野獣』ベラと野獣が治める王国の王子ベン(ミッチェル・ホープ)による歌です。「ハイスクール・ミュージカル」を連想させるアップビートな曲調とダンスシーンです。グランドの大きさに対してダンサーの数がちょっと寂しく見えてしまうのですが…(笑)
If Only
ヒロインの『眠れる森の美女』マレフィセントの娘、マル(ダヴ・キャメロン)がしっとり聞かせます。回想シーンも盛り込んでベッタベタに王子様への想いを歌っています。曲がとてもいいです。
Set it Off
大団円のダンスシーンです。ケニー・オルテガらしい、ベーシックな見せ方でとても楽しいダンスシーンに仕上がっています。
1:10の、王子役ミッチェル・ホープが決めポーズでピッ!と止めるところ、マイケル・ジャクソンを彷彿させませんか?『ディセンダント』のダンスシーンは全体的にマイケル・ジャクソンをかなりリスペクトしているように思えます。