
ウェディング・アゲイン

ウェディングプランナーをしているアビー。彼女の店では、花嫁の夢である結婚式が完璧にできなかった時にもう一度、完璧な式を挙げるコーディネイトをしている。そんな彼女に従妹のエミリーから依頼が。海外派遣から帰還した夫と新たな生活を始めるため、本格的な式を挙げたがっていた。
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原題「The Wedding Do Over」
従妹の結婚式のメイド・オブ・オナーをすることになった、ウェディングプランナーのヒロイン、同じく新郎側で選ばれたのは元カレ…しかも結婚式直前にヒロインは逃げ出した過去があります。そんな2人が反目し合いながら結婚式の準備をし、その過程で再びお互いを意識しだして…という展開です。
この作品、劇中にキューティー映画ではよくある「2Fのヒロインの部屋に向けて、男性が下から小石を窓に当てて、外に出てくるよう合図する」というシチュエーションの男女逆版をやります。ここがとても面白い。他にもクスッと笑えるシーンが多くてコメディとしてもよく出来ています。
ヒロインのアビーを演じたニコル・ゲイル・アンダーソンはフィリピン系アメリカ人。都会で成功しているけど過去の恋愛を引きずりつつ、でもちょっとオッチョコチョイ…というヒロインを見事に演じていました。
ムービング・ロマンス

デザイナーとして華々しく活躍していたはずが突如解雇されてしまった女性。故郷に帰った彼女を待っていたのは、父が経営する会社の買収話だった。次々とライバル会社に顧客が奪われていく中、果たして起死回生できるのか?挫折しながらも前に進む姿を描く感動のサクセス・ストーリー!
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原題「A Moving Romance」
インテリア・デザイナーとして都会で生活してきたヒロインが失敗し、田舎に戻りそこで再起するという展開です。田舎の父親がやっているのが社員数人でやっている家庭的な小さな引越し業者。そこに大手の引越し業者が進出してきて…という展開。引っ越しという、基本的に物が移動し画面から消えてしまう行為と、ヒロインが得意なインテリア・デザインをどうやって劇中で繋げたかは見てのお楽しみですが、実にいいアイディアでした。
総じてキューティー映画をよく研究していて、色々な名作からアイディアを持ってきていますが、決してパクリではなく、見ている方は「あぁ、よくあるよね、こういうの」という感じになり、キューティー映画の定番を確認することが出来ます。
後半「引越し業者」という本作の特徴的な設定が横に追いやられてしまうのがちょっと残念でしたが、最終的に全てハッピーエンドということで、こういうラストもありかな、と。
マッチング・ラブ デイジーがつなげた恋

ケルシーは離婚専門の弁護士だが、私生活では恋人募集中。マッチングサイトで出会いを求めるが、なかなか相手に恵まれない。そんなある日、顧客の愛犬デイジーを預かることに。すると深夜に突然デイジーの具合が悪くなり、慌てて街の動物病院へ。診察してくれたのは獣医のカリーだった。
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原題「Hometown Hero」
ヒロインが飼っている犬の病気がきっかけで獣医と知り合うという展開で、ちょっとニコラス・スパークス原作『きみがくれた物語』を思い出しました。お話の展開は全く異なりますが。
ただ低予算のため犬にあまり演技を求められなかったのか、犬をメインでお話は進みません。それもあってこの作品は人物中心にお話が進みますが、登場人物の設定が脇役に至るまで実によく出来ています。
ヒロインはもうすぐ弁護士事務所での昇進(共同経営者)に届きそうという設定。仕事では離婚専門ですが、自身は完璧な相手を求めすぎて相手が見つかりません。彼女のお母さんは自由に色んな男性とデートを満喫中。そんな彼女が離婚調停中の夫婦の犬を預かることになることからお話が始まります。一方相手役となる獣医は助成金に頼って何とか動物病院を運営していますが、来る人達みんなから頼られています。原題の「Hometown Hero」は獣医のことを指しています。ペットが退役軍人のセラピーに役立つなど非常に現代的な描写もあり、心温まるエピソード満載でとても良質なキューティー映画に仕上がっています。
トラスト・ミー 楽しかったあの日々を

学生時代、クラブKBでの楽しかった日々が忘れられないヒロインが、今や落ちぶれ解散の危機を迎えたクラブ存続のため、寮母になることを決意!現役女子学生たちの先人としてやる気と希望を与え、可能性を見出す手助けをしていく。愛に溢れた女性の奮闘を描くポジティブ・ストーリー!
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原題「Woman of the House」
落ちこぼれで存続が危機の大学のソロリティの家に寮母として勤めることになったヒロイン…アンナ・ファリス主演、エマ・ストーンも出演していた『キューティ・バニー』ですね。
そこに大人になりきれないヒロインというキューティー映画の定番テーマを加えました。結果として、クラブ存続の危機にどう立ち向かうかというメイン・エピソードを描きつつ、日常に疲れて、無自覚に昔の栄光に逃げ込んでいるヒロイン自身の成長ストーリーも展開します。
ラスト・ラブ

医科大学院進学を目指しながら緊急医療センターに勤務する救急救命士のリリーは勤勉で仕事熱心。ある日、スーパーへ買い物に行ったところ、駐車禁止ゾーンに車を止めた大富豪の長男ジェフに遭遇。注意をしても聞く耳を持たず、高級車だから許されると思っている態度に憤慨するのだが。
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原題「Can’t Buy My Love」
救急救命士として働きながら一度は落ちた進学のための資金を貯めているヒロインと、大富豪で色々な組織を支援している大富豪の男性が出会い…という現代的な身分の違う恋を描きます。
お約束的には、世間知らずの大富豪の男性が庶民的なヒロインと出会って世間を知り人間として成長する展開かと思いきや、立場や地位で人を見ていたヒロインが大富豪の男性と出会うことで、自分の偏見に気付くという成長物語になっています。
オープニングにかかる曲が微妙にブルーノ・マーズっぽくていいです(笑)この作品、全体に劇中歌がポップでいいです。あと、ところどころ謎の日本推しがあります(笑)
ヒロインのリリーを演じるアデレイド・ケインが結構どっしりした体型で、髪をアップにした制服姿がとても救急救命士っぽいですし、一方でオフのときは髪をおろして親近感のあるちょっとダサいヒロインとなるのでキューティー映画にはピッタリです。
ブリミング・ウィズ・ラブ 幸せを呼ぶカフェ

これが最後の1杯。運命の人は見つかる?ライターのアリ―は、初めての連載記事に縁結びをするカフェについて書くことに。店主のサムがコーヒーを30杯飲むまでに運命の人と引き合わせるという。アリーは当初、それが信じられずにサムに意地悪な質問をして、取材を断られてしまうのだが。
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原題「Brimming with Love」
店のコーヒーを30杯(1日1杯計算)飲みに来たら、その間に店長がその人を見極めて、相手を紹介して縁結びをしてくれるという、基本設定にちょっと無理があるお話です(笑)。『25年目のキス』のような潜入取材というわけでもないですし、店長の縁結びに何か秘訣があるわけでもないですし。けどオープニングでのヒロインと店長の出会いのシーン、店長が店員と間違えて、単に通りがかりだったヒロインに開店の指示をしてしまって…というシチュエーションの演出、その台詞の掛け合いはかわいらしくてとても良かったです。この作品、全体に台詞の掛け合いがとてもいいです。
ヒロインのアリーを演じるのは中国系アメリカ人、ケルシー・アスビル(ケルシー・チャウ)。