
1968年のオーストラリア、アボリジニの三姉妹とその従姉妹が、飲んだくれのアイルランド人プロモーターに歌の才能を見出され「ザ・サファイアズ」を結成、ベトナムのサイゴンに行き兵士の慰問ツアーを行う…というお話。出演は『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』クリス・オダウド、デボラ・メイルマン、ジェシカ・マーボイ、シャリ・セベンズ、ミランダ・タップセルほか。監督はウエイン・ブレア。全豪公開は2012/8/9〜
https://youtu.be/h2Ty4r6mvgg
本作はオーストラリア映画です。「ザ・サファイアズ」は同名のグループが実在していますがこの映画とは関係ありません。この映画での架空の女性コーラスのグループ名です。
2012年カンヌ映画祭、トロント国際映画祭などに出品されています。
60年代の世相、迫害されてきた民族、ソウルミュージック…それをちょっとコメディに時にドラマチックに描く展開。これは見たいですね!!
実は既に日本人向けには、飛行機の機内上映で公開されています。すでにご覧になった方もおられるんじゃないでしょうか?
脚本のトニー・ブリッグスの母親の話をもとに創作された舞台の映画化です。
トニー・ブリッジスの母親はベトナム戦争時、サイゴンで姉妹と従兄弟と一緒に歌手として慰問の旅をしていたそうです。
オーストラリアの先住民族アポリジニは後から大陸に来た白人に差別迫害を受けてきた民族です。
グループ4人の中心人物を演じるのがベテランのデボラ・メイルマン。彼女はアボリジニ戯曲の再演活動にも積極的に取り組んでいます。さらにオーストラリアン・アイドルのファイナリストで歌手のジェシカ・マーボイが歌の面を引っ張っています。彼女は日本ですでにデビュー済みです。
価格¥728
順位441,210位
アーティストジェシカ・マーボイ, フロー・ライダー, イスラエル
発行ソニーミュージックエンタテインメント
発売日09.04.21
マネージャー役のクリス・オダウドがいい味出してますね。『ブライズメイズ』でも生真面目で律儀すぎて、人付き合いが不器用な警官を見事に演じていましたが、この映画ではヒロインたちを引っ張る熱血音楽バカをコミカルに演じてるようです。
サントラも往年のヒットソウル目白押しで聞き応えありそうですね。収録曲、ジェシカ・マーボイ名義の曲が多いです。
価格¥770
順位361,405位
アーティストVarious Artists
発行Sony Music
発売日12.08.27
サントラの収録曲です。
- Land of a Thousand Dances – Jessica Mauboy
- I Heard It Through the Grapevine – Jessica Mauboy
- What a Man – Jessica Mauboy
- I Can’t Help Myself (Sugar Pie Honey Bunch) – Jessica Mauboy
- Who’s Lovin’ You – Jessica Mauboy
- I’ll Take You There – Jessica Mauboy
- Gotcha – Jessica Mauboy
- Soul Man – Sam & Dave
- Hold On, I’m a Comin’ – Sam & Dave
- Run Through the Jungle – Creedence Clearwater Revival
- Today I Started Loving You Again – Jessica Mauboy, Juanita Tippens and Jade Macrae
- People Make the World a Better Place – Juanita Tippens
- Yellow Bird – Jessica Mauboy and Lou Bennett
- Ngarra Burra Ferra – Jessica Mauboy, Lou Bennett, Juanita Tippens and Jade Macrae
- Shouting Out Love – The Emotions
- In the Sweet Bye and Bye – Darren Percival