Room

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Room_poster男に地下室に監禁された女性が男の子を産み男に内緒で育てる。やっとのことで監禁から脱出し保護されるが、今度は男の子が生まれて初めて経験する社会に戸惑う…というお話。出演はブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ、ウィリアム・H・メイシー、ミーガン・パーク、ジョアン・アレン、ショーン・ブリジャースほか。監督は『FRANK-フランク-』レニー・エイブラハムソン。全米公開は2015/10/16〜



原作は2010年に出版されたエマ・ドナヒューの同名小説です。出版後大きな反響を呼び数々の賞に輝いているベストセラーで、日本では「部屋」の邦題で出版されています。

部屋

価格¥500

順位786,369位

エマ・ドナヒュー

翻訳土屋 京子

発行講談社

発売日11.10.07

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部屋 上・インサイド (講談社文庫)

価格¥979

順位637,927位

エマ・ドナヒュー

翻訳土屋 京子

発行講談社

発売日14.01.15

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部屋 下・アウトサイド (講談社文庫)

価格¥979

順位670,412位

エマ・ドナヒュー

翻訳土屋 京子

発行講談社

発売日14.01.15

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映画の脚本は原作者エマ・ドナヒュー自身によって書かれています。

この映画は、2008年にオーストラリアで発覚したフリッツル事件から着想を得ています。父親が実娘を24年もの間地下室に監禁し、娘は監禁中に父親の子どもを7人も出産していたという事件です。父親は娘を監禁した後、娘の失踪を偽装し妻や世間を騙していました。

女性監禁事件と、その監禁中のレイプによって出来た子供、という設定だけでも重いのですが、この作品はその異常な状況で産み出された母子関係に焦点をあてています。

男に庭の地下室に監禁された19歳の女性には5歳になる息子がいます。その息子は男には内緒で育てられています。母親である女性にとって息子は生きる糧であり、息子にとって彼女は唯一の他人で先生で友達で母親です。原作は子どもの目線で監禁時の生活が描かれています。
そんな不幸にして社会から隔離されていた母子が社会復帰する時、特に他人は母しか知らなかった7歳の子供が、他人のいる世界に突然放り込まれ、そこから母離れのプロセスを経ていく様子を描いています。いわば母子ものの映画です。

この難しい題材を、アイルランド出身でシニカルなコメディや重い題材の作品などを手がけてきたレニー・エイブラハムソンが映像化しました。

映画配給はA24。インディペンデント系映画の配給会社としては、その選択眼の確かさ(特にキューティー映画)から、今最も注目すべき配給会社です。