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Love Is All You Need

Love Is All You Need
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Love_Is_All_You_Need_posterデンマーク。夫に浮気され意気消沈の中イタリアでの娘の結婚式に向かった女性が、イタリアで妻を亡くしたイギリス人の新郎の父と出会う。それぞれの家族に様々な問題を抱えつつも2人は理解し合い、やがて結婚式の日が迫る…というお話。出演はピアース・ブロスナン、トリーネ・ディアホルム、モリー・ブリキスト・エゲリンド、セバスチャン・イェセン、キム・ボドニアほか。監督は『未来を生きる君たちへ』スサンネ・ビア。全米公開は2013/5/3~。日本公開は2013/5/17~邦題『愛さえあれば』


https://youtu.be/LG8MJw_1uio
日本版予告編です
https://youtu.be/8tIqQ2BiWL4
本国デンマーク版予告編です
https://youtu.be/CUG16baqnpg
基本的にみんな同じカットを使った構成でキューティー映画としてまとめていますが、それぞれ微妙に違います。
日本の予告編は若干、家族もの・群集劇のようにまとめてますね。

イタリアを舞台にしたデンマーク映画です。デンマークでは2012年公開。
デンマーク人俳優たちの中でイギリス人のピアース・ブロスナンという存在が際立ちいい意味で「無国籍映画」となっています。
他国を舞台にして自国の市井の人々を描くという仕掛けは面白いです。

ピアース・ブロスナンは『マンマ・ミーア』に続いて結婚式を舞台した映画で、『ケイト・レディが完璧な理由』に続いて出来るサラリーマン役のキューティー映画です。

結婚式前にそこに集う人々の心情や関係がどんどん変化していき…という展開は、ある意味、定番中の定番。
しかし、この映画ではトリーネ・ディアホルム演じる主役の中年女性が乳癌を患っているという設定が、人物像の描写やテーマを語る上で凄く効いていると思います。そしてそれがこの映画を定番からオリジナリティあるものにしてるのではないかと。

これまでシリアスなタッチの映画を撮ってきた女流監督、スサンネ・ビアの人々を捉える視線の正しさ、優しさで作られたキューティー映画の深みのありそうなヒロイン像はとても興味深いです。

予告編を見ただけで想像でしかありませんが、原題『Den skaldede fricØr』(デンマーク語で「坊主のヘアドレッサー」)、日本版公式サイトでの監督インタビューを読んでみても、この映画の描いている多面的な要素のうちの一つとして、たぶんこの予想は間違ってないと思います。

病への不安や病による容姿の変化に怯えつつも生を謳歌しようとする女性が、自立し、かっこよくて影のあるイギリス人男性と恋をする映画…という見方もできると思います。

そう考えるとこの映画は、年齢をある程度重ねた女性への応援キューティー映画ですね。

ちなみに監督インタビュー、ロマンティック・コメディを肯定して語っているのがとてもうれしいですね。とかく作り手はこれはもっと深みのあるドラマだと語って、ロマンティック・コメディを否定したがりますから…(笑)