Enough Said

Enough Said
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Enough_Said_poster子どもが大学に進学するシングルマザーの女性マッサージ師が素敵な中年男性と出会いゆっくり愛を育んでいくが、お客である女流詩人から色々聞くうちに彼氏が彼女の元夫と知り…というお話。出演はジュリア・ルイス=ドレイファス、ジェームズ・ギャンドルフィーニ、キャサリン・キーナー、トニ・コレットほか。監督・脚本は『セックス・アンド・マネー』のニコール・ホロフセナー。全米公開は2013/9/20~



この映画のヒロインの相手役、ジェームズ・ギャンドルフィーニは2013年6月に開催されていたイタリア、シチリアの第59回タオルミーナ映画祭に出席中、心臓発作を起こして急逝しています。

大柄で貫禄があるということもあり、悪役・ギャング役が多かった彼ですが、この映画では実に優しそうで包容力のある中年男性、しかもヒロインの恋の相手役を演じています。普通ならもっとかっこいい精悍な男優を使う恋愛映画の相手役にあえて抜擢した素晴らしいキャスティング。女流監督のニコール・ホロフセナーは彼のいつもとは違う一面を引き出しています。そしてそれに応じて見事に演じているジェームズ・ギャンドルフィーニ…涙なくして見れません。

ヒロインのジュリア・ルイス=ドレイファスは主にTVドラマで活躍している女優さんです。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんがアメリカでは人気も実力もある女優さんです。

ヒロインの成熟した大人の恋だからこそ生まれる様々な悩み、その葛藤をちょっとコミカルに描いた小粋な作品。ぜひ日本でも公開してほしいと思います。