10,000 Km

10,000 Km
0

10000-km_poster教師の男性と写真家の女性のスペイン人カップルは、彼女の仕事の関係でバルセロナとロサンゼルス、それぞれ別れて生活することに。スカイプやフェイスブックなどネットを使って遠距離恋愛を続ける2人の日常を描く。出演はナタリア・テナ、デビッド・ヴェルザゲル。監督はカルロス・マルケス・マルセット。全米公開はスペイン公開は2014/5/16、全米公開は2015/7/10〜


スカイプで相手の顔を見ながら話していると、遠く離れていてもその距離は感じなくなってきます。モニターを通じてのコミュニケーションは隣にいても10,000km離れていても同じです。
しかし時差に伴う生活の違いから、いつしかすれ違いが増え、自分の知らない相手の行動はフェイスブックなどを通じて見ることが出来るため、一度嫉妬や妬みを感じると、どんどん想像が膨らんでしまう…

シンプルでありふれた話ですが、デジタルとネットで世界が近くなったからこそ、誰もが体験し共感する日常のエピソードを丁寧に描写していきます。

本国スペインでは2014年に公開されヨーロッパの各賞にのきなみノミネート、受賞をしています。アメリカでは2014年SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト映画祭)で審査員特別賞を受賞しています。
そして、今年になりやっと全米で限定公開されることになりました。

監督のカルロス・マルケス・マルセットは本作が初長編監督作品ですが、元々アメリカで編集マンとして活動しています。
彼自身の出自と、これまで培った編集のテクニックが大いに活かせるプロットは見事。今後の活躍を期待したいですね。