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ブロンド・ライフ

ブロンド・ライフ
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アンジェリーナ・ジョリーが、かつらのような似合わないパツキンで出たものだから、その年のラジー賞主演女優賞を獲得しています。アメリカの公開で大ゴケしてしまっています。
けど、このパツキン姿が大不評ながらストーリー的に意味があると考えています。意識高い系のアンジェリーナ・ジョリーが珍しく出演したキューティー映画として価値があります。


映画の始めに主人公が子供時代、マリリン・モンローの「紳士は金髪がお好き」を見ているシーンがあります。その主人公が大人になったときにモンロー風の髪型をして華やかな生活を送っている。でもそれはどこかに無理があって、だから髪型も似合っていない。
で、主人公がやけくそになって、素の自分を見せだして、ラフなクシャクシャな金髪姿になったとき、これがかわいくきれいに見えるんです。無理をしない、ナチュラルな方がきれいに見えるということなのではないかと。

いや、ジョリーの顔の造形からいって、髪を下ろしてる方が似合うというのは判っていますが(笑)

映画の構成としては、ヒロインが行動を始めるきっかけとなる予言者に会うまで、つまり話が転がり始めるまでが長いです。もっとテンポよく主人公の今の栄華をコンパクトに描いておいて、とっとと本題に入ればいいのにと思いました。このため、映画全体が凡庸なものになってしまっています。

ただ、構成の「転」にあたるシーン、主人公が自分の運命に悲観して、酔っ払ったままやけくそにバス運転手のストをレポートして、ローリング・ストーンズの「サティスファクション」を大合唱させるシーンがあるんですが、ここが凄くいいです。このシーンがあっただけでこの映画を見てよかったと思いました。というか、このシーンをもっと早くに出すべきです。

ジョリーが最初アカペラで歌いだして、徐々にストをやってるバス運ちゃんにも歌が広がり、同時にストーンズの曲も徐々にボリュームが大きくなって画面にかぶっていき、警備している警察の足も曲のリズムを取り始め、中継しているテレビ局のスタッフもみんなサビを口ずさみ、さらにスタジオのキャスターまでもがサビを口ずさんでいる…。

ここは凄く気持ちよかったです。曲が超有名曲というのもいいです。見ているほうも口ずさめて感情移入しやすいですから。
ここのシーンの演出は、さすが『ロック・スター』の監督だなぁと思いました。

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