
R・J・パラシオ原作、顔に障害を持つ10歳の男の子と周囲の人々を描いた児童文学「Wonder(原作邦題:ワンダー Wonder)」が映画化されます。主演は『ルーム』のジェイコブ・トレンブレイ、その母親役にジュリア・ロバーツが決定しました。
「Wonder」は、両親、姉たちと普通に暮らす、生まれつき顔に障害があるオーガストが主人公。その顔のためこれまでは自宅学習をしていましたが、10歳で初めて姉と同じ学校に通うことになります。そこでオーガストはいじめにあったり、友だちができたり、と色々なことを経験します。そんなオーガストと家族、友達たちみんなの1年間を描いたお話です。
価格¥1,650
順位12,209位
著R・J・パラシオ
翻訳中井 はるの
発行ほるぷ出版
発売日15.07.18
続編はオーガストをいじめていた少年ら、同級生や友達のことが描かれています。
Auggie & Me: Three Wonder Stories 洋書
価格¥1,240
順位6,082位
著Palacio, R J
発行Random House Children's
発売日15.08.27
各章ごとに登場人物の独白が変わることで、様々な視点でオーガストを中心としたお話が描かれていく構成です。
映画化では『ウォールフラワー』の原作・監督・脚本スティーブン・チョボスキーが監督、『LIFE!/ライフ』『幸せのちから』のスティーブン・コンラッドが脚本を担当します。
『ルーム』ではブリー・ラーソンがアカデミー賞主演女優賞を受賞しましたが、子役のジェイコブ・トレンブレイくんの天才的な演技が映画自体を支えていました。本作にも期待がかかります。
ジュリア・ロバーツはアンサンブル・キューティー映画『Mother’s Day』、『シークレット・アイズ』(日本公開6月10日)、それぞれでタイプの違う母親役を演じています、今回はどんな母親を演じてみせてくれるのでしょうか?