
メイ・ホイットマン(『スプリング・ブレイクダウン』、アニメ『ティンカー・ベル』シリーズのティンカー・ベル役)が、ミュージカル映画としてリメイクされる『ヴァレー・ガール』に出演します。
「ヴァレー・ガール」とは80年代、カリフォルニア郊外の高級住宅地に住む、おしゃべりやファッションが大好きな10代の女の子たちのことを指します。
そんなヴァレーガールなヒロインのジュリーは、ある日パーティーで偶然知り合った街の不良ランディと出会い恋に落ちます。しかし不良とつきあうのを友達に反対されたジュリーは、悩んだ末ランディをふります。ジュリーなしでは生きていけないランディは再度猛アタックを始める…というのが、1983年公開、ニコラス・ケイジ初主演作、デボラ・フォアマンが共演のオリジナル版のストーリーでした。
オリジナル版はドラマ主体でしたが、劇中に使われた当時の新鋭アーティストの曲を集めたサントラが好評でした。今回、それがミュージカル映画としてリメイクされます。
監督にTVドラマ出身の女性監督レイチェル・ゴールデンバーグ。脚本はエイミー・トーキントン。
出演が決まったメイ・ホイットマンの役は、パンクロッカーのレズビアン、主人公の男の子ランディの友人でバンドメイトという設定です。彼女は日本未公開でアメリカで大ヒットした、イケてる女の子の引き立て役として重宝されるヒロインを描いたキューティー映画『The DUFF』のヒロインを演じています。
オリジナル版では不良だったランディは今回パンク・ロックのバンドマンという設定のようです。ランディを新人ジョシュ・ホワイトハウスが演じます。
ヒロインのジュリーにジェシカ・ロース。彼女は新作『Forever My Girl』ではカントリー歌手相手のヒロインを演じています。