
ディズニーが進めている『スプラッシュ』のリメイク企画が、チャニング・テイタムとジリアン・ベル共演で、オリジナル版の男女の立場を逆転させたリブート企画になっている模様です。
泳げない人間の男性(トム・ハンクス)と、その男性に惚れて人間の姿になった人魚(ダリル・ハンナ)の恋を描いた、1984年公開のオリジナル版『スプラッシュ』。
そのリメイク企画が、オリジナル版の監督ロン・ハワードとプロデューサー、ブライアン・グレイザーの会社イマジン・エンターテインメントとディズニーで進められています。
今回、そのリメイク企画が、コメディアンヌのジリアン・ベル(『22ジャンプストリート 』)の発案で、男女の立場を逆転させ、ダリル・ハンナが演じていた人魚をチャニング・テイタムが、トム・ハンクスの役をジリアン・ベルが演じることになり、実質リブート企画となっています。
現在この案を元に、脚本を2010年に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映された『4つの嘘と愛』のマリア・ルイス・ライアンが執筆中です。
チャニング・テイタムはこの企画にプロデューサーとしても参加しています。なので出演は確定ですが、世界的には全く無名で、映画ではメインキャラクターに近い脇役専門のジリアン・ベルがメインキャスト、最近流行りのジェンダーフリーを前面に押し出したような企画は、『スプラッシュ』オリジナル版が未だに愛される名作となった要素やファン層を考えるとかなりの不安材料です。
今後企画がどういう経緯をたどるか注目していきたいと思います。