
ソニー・ピクチャーズが以前から企画しているエジプトの女王クレオパトラ7世を題材にした映画化企画で、監督候補に『ブレードランナー 2049』『メッセージ』ドゥニ・ヴィルヌーヴの名前があがっています。
エジプトの女王クレオパトラを題材にした映画はいくつかありますが、中でも最も有名なのは、20世紀FOXが製作した、エリザベス・テイラー主演『クレオパトラ』。4時間にもなる大絵巻恋愛映画は当時破格の4.4千万ドル、現在の紙幣価値で計算すると3億5千ドル(394億円)をかけた超大作です。
こちらは有名なクレオパトラがローマに入城するシーンです。彩りも鮮やかに、CGや特撮を使わずにこの規模を実際に撮影していたわけです。
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そんな女王クレオパトラを改めて描く映画企画は、ピューリッツァー賞を受賞した経験を持つ女流ノンフィクション作家ステイシー・シフの著書「Cleopatra: A Life(邦題:クレオパトラ)」を原案に、以前からずっと進められていました。
価格¥2,860
順位717,340位
著ステイシー シフ
監修二郎, 近藤
原著Schiff,Stacy
その他Stacy Schiff, Stacy Schiff
翻訳めぐみ, 仁木
発行早川書房
発売日11.12.20
以前は監督候補にジェームズ・キャメロン、ポール・グリーングラス、デヴィッド・フィンチャー、アン・リー、脚本に『フォレスト・ガンプ/一期一会』エリック・ロス、クレオパトラ役にはアンジェリーナ・ジョリーの名前があがっていました。
しかし、今は脚本を『All the Money in the World』『地球が静止する日』デヴィッド・スカルパが書く予定となっており、彼はクレオパトラの視点による、政治サスペンスを含んだタッチの構想があるようです。
そして監督候補としてドゥニ・ヴィルヌーヴの名前が出てきました。『デューン』のリメイクなど企画目白押しの彼ですが、デヴィッド・スカルパの構想には関心を示しているそうです。
ソニー・ピクチャーズでは『ブレードランナー 2049』を興行的に失敗させてしまったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督ですが、サスペンスタッチは得意ですから、この構想の『クレオパトラ』は実現性が高いようにも思われます。企画の今後の進捗に注目です。