
1994年、ライバルを元夫たちに襲わせ怪我をさせたフィギュアスケートのオリンピック代表選手トーニャ・ハーディングをマーゴット・ロビーが演じる『I, Tonya』で、元夫ジェフ・ギルーリーをセバスチャン・スタン(『キャプテン・アメリカ』シリーズ、『幸せをつかむ歌』「ゴシップガール」)が演じます。
『I, Tonya』は昨日、ミラマックスの配給が決まったばかり。これからキャスティング情報が続々と出てくると思われます。
トーニャ・ハーディングは1991年、女子として史上2人目となるトリプルアクセルを成功させ、オリンピックの代表選手にも選ばれ、アメリカの頂点に立っていた勝ち気なフィギュアスケーターでした。
そんな彼女がスランプになっていた1994年、トーニャの地位を脅かすライバル、ナンシー・ケリガンが全米選手権の会場で何者かに襲われ怪我をしてしまうという事件が起こりました。全米選手権はトーニャ・ハーディングが優勝。再びオリンピックの出場を果たします。しかしナンシー・ケリガンを襲撃した犯人はトーニャの元夫ジェフ・ギルーリーとトーニャのボディガードのショーン・エッカートで、襲撃はトーニャの指示によるものとわかり、彼女は逮捕されスケート界から追放されます。
ケリガン襲撃事件の主犯格であるジェフ・ギルーリーはトーニャの最初の夫です。事件時は離婚していましたが、ケリガン事件でトーニャがスケート界から追放された後も、トーニャとのプライベートビデオを流出させたり最低のクズ男です。
それをセバスチャン・スタンが演じるというのも興味深いですね。どんな役柄を作ってくるか楽しみです。