
『ハンガー・ゲーム』全シリーズに出演する一方、『ピッチ・パーフェクト2』を初監督し大ヒットさせたエリザベス・バンクスが、ディストピア&ファンタジー系YA小説「Red Queen」の映画化で監督を務めることになりました。
「Red Queen」は未知なる力で支配する”シルヴァー”と、支配される”レッド”という生まれ持った血の力で階層が分けられた世界が舞台。17歳のヒロインは貧しい村で生活していますが、彼女の秘めた力はやがて世界の秩序を変えていくというお話です。
「ハンガー・ゲーム」「ハリーポッタ」といった「主人公の秘めた力が世界の秩序を変える」という展開に「ゲーム・オブ・スローンズ」「シンデレラ」など中世っぽい世界観が合わさった感じのようです。
24歳の新人女流作家ヴィクトリア・アヴェイヤードのデビュー作です。
脚本は「ブレイキング・バッド」ジェニファー・ハッチソンが執筆しています。
エリザベス・バンクスは『ピッチ・パーフェクト2』の大ヒットを受け、早くも企画開発が始まったパート3でも監督をすると思われます。
今回の「Red Queen」の映画化は『ピッチ・パーフェクト』シリーズのユニバーサルが映像化権を取得しており、そういった関係から彼女に監督の白羽の矢が立ったと思われます。
映画のタイプは異なりますが、エリザベス・バンクスは今後キューティー映画を担っていく人になっていくようです。