
80年代イギリスの炭鉱労働者ストの時にあった実話を元にした、イギリスのコメディ映画『Pride』がアメリカで限定公開され、好スタートしました。スクリーンアベレージがとんでもない数字になっています。
1984年、イギリスで起こった炭鉱労働者のストライキで、ストを支援していたLGBTグループが自らウェルズの炭鉱町に支援金を届けにいくが、田舎の町では偏見の目で見られてしまいます。しかし徐々に同士として理解しあって…というお話です。
作品の詳細は以下のリンクをどうぞ。
Pride
カンヌ映画祭で上映された作品からLGBTを扱った優秀な作品に対して贈られるクィアパルム賞を2014年受賞しています。
全英では9月12日からイギリスでは大規模な公開館数の489館と上映され3位スタートしました。
全米では9月26日から公開され、全米6館の限定公開ながら興業収益84,800ドル(926万円)、なんとスクリーンアベレージ14,133ドル(154万円)という凄い数字を叩き出しました。
全米興収チャートは32位でスタートです。
この数字の凄さは、3500万ドル(38.2億円)で全米興収1位スタートしたデンゼル・ワシントン主演『イコライザー』が3236館でスクリーンアベレージ10,816ドル(118万円)ということからもわかってもらえると思います。
ちなみに全米6館だけの公開で、初週30位近くに食い込むのも異例です。
評論家の受けもよく、20代の若者を中心にヒットしています。10月10日から全米で拡大公開が予定されているので、興収チャートも上位にランクインが期待されます。
日本での公開が待ち遠しいですね。