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妻の座を目指す近未来の女性たちを描くYA小説「Only Ever Yours」映像化企画

妻の座を目指す近未来の女性たちを描くYA小説「Only Ever Yours」映像化企画
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only-ever-yours-killer-content_00女性が男性に尽くすだけとなった近未来を舞台に、有力者の妻の座を目指して女性たちを描くイギリスのYA小説「Only Ever Yours」の映像化をアメリカのインディペンデント系企画製作会社が進めています。


「Only Ever Yours」は、自然出産がなくなった近未来が舞台。女性たちは学校で男性に尽くすための様々なことを学び、自身の美を磨き、16歳で卒業後、成績が優秀な女性たちだけが妻となれる「コンパニオンズ」を目指します。その戦いに敗れた女性たちは男たちの側室となるか、教師になるかしかありません。
成績優秀なヒロインは親友と一緒にコンパニオンズを目指していましたが、親友が、体重を故意に増やし始めたことをきっかけに未来が変わりはじめるというお話です。アイルランド出身の若手女性作家ルイス・オニールの処女作です。
2015年に新設されたイギリスのYA文学賞「YA Book Prize」の第1回受賞作品に選ばれています。

Only Ever Yours YA edition

Only Ever Yours YA edition書籍

価格¥ 1,258

作者Louise O'Neill

発行riverrun

発売日14.07.03

カテゴリーペーパーバック

ページ数400

ISBN184866415X

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設定を見る限りは大奥のSF版のようですね。西欧だからこその発想で、女性が男性に尽くさないといけない世界という”ディストピア”設定が面白いです。そこに現代の若い女の子たちの美意識、それへの努力を加えて、キューティー映画のような世界観になっています。

これをNYを中心に活動するインディペンデント系映画会社キラー・コンテンツが映画化、TVドラマ化など映像化を計画しています。映画になるかTVドラマになるかは今のところ不明ですが、ケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラー共演のレズビアン映画『Carol』や、クリステン・ウィグ主演ゲイカップルの子供を巡る映画『Nasty Baby』など良質な話題作を多く提供している会社ですし、今回の企画には過去最大の出資額で挑むそうなので楽しみです。

ケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラーで50年代の女性同士の愛を描く『Carol』予告編

【OUTFEST 2015】クリステン・ウィグ出演、ゲイカップル&女友達の子供を巡るお話『Nasty Baby』を観る