
ハズブロの人気TVアニメシリーズ「マイリトルポニー」が2017年、アニメ映画化されます。最近作られたハズブロの自社レーベルで製作されます。
「マイリトルポニー」の長編では、2013年に『My Little Pony: Equestria Girls(エクエストリア・ガールズ)』がありました。この作品は人間の姿になってしまった彼らの活躍を描く番外編で、9月27日には第2弾『Equestria Girls 2: Rainbow Rocks』が限定劇場公開されています。
今回の発表は「エクエストリア・ガールズ」ではなく、オリジナル版の映画化と思われます。現在、脚本は『アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険』(ノンクレジット)のジョー・バラリーニが担当しています。
製作は自社レーベルとして立ち上げられた「Allspark Pictures」が担当します。ちなみに「Allspark Pictures」第1弾製作映画は、当サイトでずっと報じている80’sアニメの実写化『Jem And the Holograms』です。こちらは2015年10月23日公開。ただしこちらはユニバーサルと共同製作です。「マイリトルポニー」映画版が、ハズブロ初の完全自社製作になる模様です。
今、ハズブロのメインである玩具売上は男女が逆転し(2014年10月最新の決算によると、女児玩具売上:4億ドル、男児玩具売上:3.3億ドル)、「マイリトルポニー」が屋台骨を支えています。その「マイリトルポニー」映画版を自社で製作するということは、このブランドを主体的かつ多角的に展開していきたいハズブロの狙いがあると思われます。