
1952年公開『謎の佳人レイチェル』のリメイクとなる、ダフネ・デュ・モーリア原作『My Cousin Rachel(原作邦題:レイチェル)』の妖しい未亡人レイチェルを、『ファウンテン 永遠につづく愛』『ラブ・ダイアリーズ』のレイチェル・ワイズが演じます。
「レイチェル」は、19世紀中頃のイングランド、コーンウォール、男だけの中で育った25歳の青年フィリップに従兄が亡くなった知らせが舞い込みます。フィリップが親・兄弟と慕っていた女嫌いの従兄は遠い親戚にあたるイタリア人女性レイチェルと結婚した後、病死しました。そして、身寄りのないレイチェルがフィリップの元にやってくるのですが、彼は従兄の死の原因はレイチェルにあると考え、敵意むき出しで彼女を迎えます。
しかしフィリップはすぐに憎きレイチェルの魅力に取りつかれしまい、彼女に夢中になってしまう…というお話です。
ヒッチコックの『レベッカ』『鳥』の原作者として有名なイギリスの女流作家ダフネ・デュ・モーリアによる小説が原作です。
価格¥1,320
順位47,631位
著ダフネ・デュ モーリア
原著Maurier,Daphne du
翻訳夏子, 務台
発行東京創元社
発売日04.07.01
1952年に『謎の佳人レイチェル』として映画化されているので、今回の企画はリメイク扱いですが、60年以上経っているのでほぼ新作と考えていいのではないかと。『恋とニュースのつくり方』『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェル監督、FOXサーチライトによって企画が進められています。
『ノッティングヒルの恋人』ロジャー・ミッシェル監督の新作はダフネ・デュ・モーリア原作『レイチェル』
レイチェル・ワイズは2013年の『オズ はじまりの戦い』以来目立った活動はありませんでしたが、今年と来年にかけて数本の映画に出演しています。そのほとんどがメインキャラクターで、今回のレイチェル役はその中でも大きな役です。相手役の主演男優が誰になるのか楽しみです。