Home 海外NEWS 『フリーキー・フライデー(『フォーチュン・クッキー』)』原作者、メアリー・ロジャース亡くなる

『フリーキー・フライデー(『フォーチュン・クッキー』)』原作者、メアリー・ロジャース亡くなる

『フリーキー・フライデー(『フォーチュン・クッキー』)』原作者、メアリー・ロジャース亡くなる
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母と娘の体が入れ替わってしまう「フリーキー・フライデー」の原作者、メアリー・ロジャースが83歳でこの世を去りました。「フリーキー・フライデー」は2度映画化されています。最初の1977年公開版は娘と母がジョディ・フォスター&バーバラ・ハリス、2003年公開の2作目はリンジー・ローハン&ジェイミー・リー・カーティス。この時の邦題は『フォーチュン・クッキー』でした。


メアリー・ロジャースは映画・ミュージカル作曲者で有名なリチャード・ロジャースの娘です。
彼は数多くのミュージカル映画の作曲をしていましたが、なかでも代表作は何と言っても『サウンド・オブ・ミュージック』でしょう。

そしてメアリー自身もブロードウェイ・ミュージカルの作曲家してキャリアをスタートしていました。
1959年に初演された、グリム童話「えんどう豆の上に寝たお姫さま」をもとにしたミュージカル「ワンス・アポン・ア・マットレス」です。この時主役を演じたのはキャロル・バーネット。彼女はその後コメディアンヌとして今でも活躍中です。近年では「デスパレートの妻たち」「Glee」などに出演していました。
ちなみに、1997年、サラ・ジェシカ・パーカーもブロードウェイでこの主役を演じています。
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「ワンス・アポン・ア・マットレス」は2005年12月に ABCでテレフィーチャーになっています。「Glee」のウィル先生役で有名なマシュー・モリソン、『(500)日のサマー』のズーイー・デシャネルが出演していました。動画はその共演ミュージカルシーンです。王子とお姫様ですよ!(笑)

メアリーは何作かブロードウェイ・ミュージカルの作曲を手がけた後、1972年に子供向けに執筆した本が「フリーキー・フライデー」でした。先にも書いた、ジョディ・フォスター主演、ディズニーで映画化された際には脚本も担当しています。この『フリーキー・フライデー』は母親の心を持った子供、ジョディ・フォスターがメインのドタバタでした。

リメイク版の『フォーチュン・クッキー』は母親役に芸達者なコメディアンヌのジェイミー・リー・カーティスを配したこともあり、ジェネレーション・ギャップのネタもふんだんに取り込まれていました。

母と娘が入れ替わり、それぞれの立場の経験をして理解を深め合う、というキューティー映画のコンセプトとしては金字塔的なものだと思います。
素晴らしいミュージカルと、素晴らしいキューティー映画の素を作ってくれたメアリー・ロジャースさんのご冥福をお祈りします。