
7月5日から日本でも公開が始まったアンジェリーナ・ジョリー主演『マレフィセント』。土日の週末興収で1位スタートとなりました。これは2014年に日本で公開された実写映画全ての週末興収としても1位となります。週末興収は日本での配給の発表では6.9億円です(海外情報では7.2億円)。
iPadで楽しめる『マレフィセント』の無料マルチタッチブックとパンフレットの今後
『マレフィセント』は『アナと雪の女王』から上手くディズニーファンをスライドさせた感じですね。
「女性向け」「フェアリーテイル」とコンセプトが同じだったのも、『アナ雪』ユーザーが観に行きやすかった要因だと思います。
ディズニーのフェアリーテイルものは、ビジネス的にアニメと実写、共にディズニーの屋台骨を支える大きなものになりました。
全米では今後、有名ブロードウェイ・ミュージカル原作、おとぎ話の有名キャラ総登場の、メリル・ストリープ、ジョニー・デップ、アナ・ケンドリックなどスター共演のミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』が今年のクリスマス公開(日本は2015年3月14日公開!)、2015年3月には『シンデレラ』実写版(日本公開は5月!)と続きます。
さらにディズニー・チャンネルでは2015年初夏に『美女と野獣』や『アラジン』など有名キャラたちの年頃の子どもたちによる学園モノ「Descendants」が控えています。
さらにさらに、『リトル・マーメイド』『美女と野獣』の実写化や、ディズニーが自らフェアリーテイルをパロディーにした『魔法にかけられて』続編なども企画されています。
cueとしてはこの流れは大歓迎ですが、その一方で『プリティ・プリンセス』シリーズや、『フォーチューン・クッキー』みたいな、現代を舞台にしたディズニー産キューティー映画も見たいなぁと思ったりもします。