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『イントゥ・ザ・ウッズ』全米公開開始、週末興収2位でスタート

『イントゥ・ザ・ウッズ』全米公開開始、週末興収2位でスタート
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into-the-woods-us-box-chart_00全米で12月25日より、ディズニー話題のミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』が公開になりました。クリスマス・シーズンの映画が全て出揃い、その週末興行収益のランクが注目されましたが、全米週末興収は2位でスタートです。


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1位は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ最後となる『ホビット 決戦の行方』、2位は『イントゥ・ザ・ウッズ』、3位はアンジェリーナ・ジョリー監督作『Unbroken』。この2作は公開日が同じでずっと接戦でした。

公開初日と全米の週末興収の速報では『Unbroken』が『イントゥ・ザ・ウッズ』をリードしていました。
公開初日に関しては、上映スクリーン数は『Unbroken』3131、『イントゥ・ザ・ウッズ』2440と、『Unbroken』が多かったので、それが数字に直結しましたが、「ディズニーのフェアリーテイルもの、有名ミュージカルの映画化、スターが多数出演」という『イントゥ・ザ・ウッズ』は『ホビット 決戦の行方』と接戦になると思っていましたが、まさか『Unbroken』と接戦になるのは予想外でした。

『Unbroken』のヒットは、アンジェリーナ・ジョリーのメジャー映画初監督作というのと、原作本が元々ベストセラーであったため、その読者が映画館に行ったのと、配給のユニバーサルが人気原作映画ということで3000館以上のスクリーンをこの映画に充てたのが功を奏しました。

そしてこの映画の意外なヒットで見過ごされがちなのが、この原作の後半に主人公と密接に関わってくる「神への信仰心」。この物語は、日本軍の捕虜時代が話題になりがちですが、捕虜時代に大変な思いをした主人公は戦後、牧師と出会い信仰心に目覚め、過去の呪縛から救われるという部分がアメリカの保守系に受けたという分析もあります。
今年、いくつかのキリスト教系の映画がヒットしました。この現象と今回のヒットは何かしら関係あるとみています。

『イントゥ・ザ・ウッズ』の客層の内訳は、ミュージカルファンを中心に25歳以上の女性層が半数を占めています。
同じミュージカル映画で今週5位の『ANNIE/アニー』にファミリー層を、公開から1ヶ月経つのに未だ6位に留まっている『ハンガー・ゲーム モッキングジェイ Part1』に若者層を、それぞれ持って行かれたようです。その辺も思ったより興収が伸び悩んだ原因でしょう。

それでも『イントゥ・ザ・ウッズ』の今回の全米週末興収の初動記録は、1974年からの調査開始以来、ミュージカル映画の中では歴代3位となっています。
歴代の順位は
1位:ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー
2位:魔法にかけられて
3位:イントゥ・ザ・ウッズ
4位:ザ・マペッツ
となり、1位から4位までディズニー映画が独占となっています。しかも『イントゥ・ザ・ウッズ』以外はいずれも今風のミュージカル映画です。ミュージカル映画としては古典的で…言い方を変えると古臭い『イントゥ・ザ・ウッズ』が3位に入ったのは注目です。

(昨晩、Box Office Mojo他、アメリカの興収情報サイトの最新情報を元に「『イントゥ・ザ・ウッズ』3位スタート」で記事にしましたが、その後興収ランキング情報が修正され『イントゥ・ザ・ウッズ』2位が確定した情報が流れました。それに伴い翌日、当サイトでも記事を3位から2位に修正しました。)