Home 海外NEWS 11/20全世界同時公開『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』、期待の全米週末興行成績は?!

11/20全世界同時公開『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』、期待の全米週末興行成績は?!

11/20全世界同時公開『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』、期待の全米週末興行成績は?!
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hunger-games-mockingjay-p2-boxoffice_00大シリーズの最後となる『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』が11月20日に全世界で同時公開されました。これまで週末興行成績で凄い数字を叩き出してきたシリーズの最終章、全米の週末興行成績はどうだったのでしょうか?


11/20全世界同時公開『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』、カウントダウン北米CM

『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』は全米4175スクリーンで公開され、週末興行収益は1.02億ドル。2位『007 スペクター』以下を大きく引き離してぶっちぎりの週末ランキング1位で、今年公開された映画の中では5位の成績です。客層の56%が女性客で、25歳以下がその半数。今回も女性層、ティーン中心の映画であることがわかります。
全世界では1.44億ドル。これだけ見ると大型映画らしい堂々とした成績で全く問題ありません。

しかしファイナルとなる今回は、1.2億ドル台のスタートが予想されていました。そういう意味では低調なスタートです。『ハンガー・ゲーム』シリーズでは過去最低の週末興行成績となっています。

1作品名 (公開年)SCR週末興行成績
1ハンガー・ゲーム2 (2013)4163158,074,286ドル
2ハンガー・ゲーム (2012)4137152,535,747ドル
3ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス (2014)4151121,897,634ドル
4ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション (2015)4175102,665,981ドル

今週の映画興行は全体に低調でした。しかし『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』の成績不調はそれだけとはいえません。前作『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』は通常上映のみで、入場料金が高く単価が高いIMAX、IMAX3D上映はありませんでした。今回はIMAX3Dもありますから客単価は高かったはずです。

近年のシリーズ映画では定番となっている、最終章を無理やり前後編に分けたことが結果的に悪い方に出てしまったようです。
さらに今回の結果からティーン向けの「ディストピアもの」が飽和状態となっているのもわかります。ディストピアものYA小説の映像化は世界観や展開がどれも同じようになっています。もう新鮮味に欠けるということでしょうか?このジャンルはティーン向けでは大きな動員を得るジャンルとなっているだけに、今後に注目です。

また、1ヶ月後の公開と、客層が棲み分けられると思われていた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に女性層が流れて買い控えがあった可能性があります。これまで男性中心と言われてきた『スター・ウォーズ』で、ヒロイン中心で女性層を取り込もうとしている今回の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』の動員に何らかの影響を及ぼしている可能性もあります。この辺は12月の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開後にならないと数字が出ないので推測でしかないのですが。

一方でメインのティーンなど女性層が、メインの視聴の場を映画館ではなくネット配信やネットTVに移してるので、近年のキューティー映画は映画興行的には低調でもその後の配信等でヒットする傾向です。一概に週末興行成績が低調=失敗とは片付けられません。