
ヒロインが何者かに殺される日が延々に続く…という、ジェシカ・ロース主演のホラー映画『Happy Death Day』が全世界興行収益で1億ドルを突破しました。
女子大生のツリー(ジェシカ・ロース)は誕生日の朝を迎えます。校内を抜け、友達にお祝いしてもらい、夜はパーティー…その時彼女は何者かに殺されてしまいますが、気付くと再び誕生日の朝を迎えます。そうしてツリーは殺される誕生日を繰り返す、というビル・マーレイ主演『恋はデジャ・ブ』のホラー・サスペンス版です。ちょっとコミカルでキューティー映画のタッチが入っています。
10月13日の金曜日に全米で公開された本作は、前週に公開されたばかりの『ブレードランナー2049』を抑えて全米週末成績1位でスタートしていました。
製作会社のブラムハウス・プロダクションズは今年、『スプリット』(製作費:900万ドル)、『ゲット・アウト』(製作費:450万ドル)、そして今回の『Happy Death Day』(480万ドル)と、いずれも低予算で、1億ドルを超えるヒットを出しています。
また、ヒロインを演じたジェシカ・ロースはこの後、地元に戻ってきた人気カントリー歌手とシングルマザーの恋を描く『Forever My Girl』、『ヴァレー・ガール』のミュージカル・リメイク版と、立て続けにキューティー映画のヒロインを演じます。2作品とも『Happy Death Day』のヒットに続いてほしいものです。