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アヌシー国際アニメーション映画祭で受賞した『Funan』『生きのびるために』

アヌシー国際アニメーション映画祭で受賞した『Funan』『生きのびるために』
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現地時間2018年6月16日に閉幕したアヌシー国際アニメーション映画祭2018の長編コンペティション部門で、グランプリであるクリスタル賞を1975年のポル・ポト派が支配するカンボジアに生きた母子を描く『Funan』が受賞。また、タリバン政権下のアフガニスタンで家族の生活のために男装して外出する少女を描く『生きのびるために(原題:The Breadwinner)』が、観客賞と審査員賞をダブル受賞しました。


アヌシー国際アニメーション映画祭は世界で最も古く、また最大規模のアニメーション映画祭です。世界中のあらゆる種類のアニメーションが集まります。
長編コンペティション部門では、グランプリである「クリスタル賞」のほか「審査員賞」「観客賞」「審査員特別賞」の4つがあります。

今年のクリスタル賞は、1975年、クメール・ルージュ支配下のカンボジアを舞台に、若い母親と離れて暮らすことを余儀なくされた息子を描く『Funan』(当時のクメール・ルージュでは子どもたちは強制的に親から引き離され、集団生活で労働などに従事させられていました。)。
監督はデニス・ドゥ。ベルギー/カンボジア/フランス/ルクセンブルグ共同製作です。

『生きのびるために(原題:The Breadwinner)』は、タリバンによって支配されているアフガニスタンで家族と暮らす11歳の少女パヴァーナは、ある日教師をやっていた父親がタリバンに連れされてしまいます。アフガニスタンでは女性は男性同伴でないと外を出歩けません。家族は窮地に立ちます。そこでパヴァーナは髪を切り男の子となって町に出る…というお話です。

『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』などを制作したアイルランドのアニメーション・スタジオ、カートゥーン・サルーンによって制作されました。監督は女性監督ノラ・トメイ(ノラ・トゥーミー)。2018年第90回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされています。

アンジェリーナ・ジョリーが製作総指揮を務める、タリバン政権下のアフガニスタンで、家族の生活のために男装して外出する少女を描くアニメーション映画『The Breadwinner(原作邦題:生きのびるために)』の新た...

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共に、圧政の中を生き抜く女性が主人公のお話です。アニメーションの世界も社会性のある作品が続々と登場しています。