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FOX、エレ・ファニング主演「パトリシア・ハースト誘拐事件」の映画化企画を中止

FOX、エレ・ファニング主演「パトリシア・ハースト誘拐事件」の映画化企画を中止
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FOXが企画していた、1974年、テロ組織に誘拐された女性が、その1年後にはテロ組織のメンバーとなり銀行強盗を企てて逮捕された「パトリシア・ハースト誘拐事件」の映画化を中止しました。


1974年、当時19歳だった大新聞社社長の令嬢、パトリシア・ハーストがテロ組織に誘拐されます。その1年後、彼女はテロ組織が起こした銀行強盗に加わっていて逮捕されます。彼女は裁判で「脅されていて仕方なくやった」と供述をしましたが、テロ組織に恋人がいてその恋人のペンダントを持っていたことから嘘の供述であることがばれて懲役35年の刑が言い渡されます(最終的には恩赦で懲役7年、実質の服役は23ヶ月)。出所後は女優をしています。

作家ジェフリー・トゥービンがこの事件を調査し「American Heiress」という本を出版します。

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この本を元にFOXが映画化を企画し、監督に『LOGAN/ローガン 』ジェームズ・マンゴールド、パトリシア・ハースト役にエレ・ファニング、テロ組織のリーダー、ドナルド・デフリーズ役にヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世というキャスティングで企画開発が進められていました。

一方で、CNNがジェフリー・トゥービンと全6回となる「The Radical Story of Patty Hearst」というドキュメント番組を作り、現地時間2018年2月11日に放送・配信します。

パトリシア・ハースト自身は最近の#MeTooブームに乗じて、ジェフリー・トゥービンの本とそれを原作とする映画やTV企画を否定するコメントを発表していました。彼女いわく「American Heiress」は「私が受けたレイプと拷問を”ロマンチック”と称し、拉致されたことを”危険な冒険”と呼んでいる。」
(この彼女の発言は疑問です。当時の裁判でも彼女はテロ組織の罪を逃れようとレイプされたと証言していましたが、一緒にいた人の証言などから彼女がレイプされた事実はなかったという裏付けが出ており、罪逃れの嘘の証言ということがわかっています。また彼女は当時懲役35年の刑だったのを新聞王でタカ派のハースト家の威光で政治家などを使い恩赦に持ち込んでもらい、たった23ヶ月間で釈放されたことも記しておきます。)

しかし、ディズニーがFOXを買収したことで、ハリウッドで巻き起こっているセクハラ問題やポリティカル・コレクトネス問題などを多分含む内容から、この企画には消極的だったと言われています。結果的に映画化企画は中止となりました。
一方でCNNのドキュメントは予定通り放送・配信予定です。