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『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』全米週末、全世界興収で数々の記録を作る!

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』全米週末、全世界興収で数々の記録を作る!
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fifty-shades-of-gray-boxoffice_002月13・14日にほぼ全世界同時公開が行われた『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』、全米の週末興収は当然ながら1位スタートです。また全世界週末興収もR指定映画としては記録的なスタートです。


全米公開のR指定映画としては過去最大、3646スクリーンで公開された『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、全世界同時公開という戦略も成功し、全米週末興行収益は8.1千万ドル、北米以外の全世界週末興行収益は1億5.8千万ドルを叩き出し、全世界興行収益は2億3.9千万ドルとなっています。

各国の内訳は
イギリス:2.1千万ドル
ドイツ:1.5千万ドル
フランス:1.2千万ドル
ロシア:1千万ドル
イタリア:0.9千万ドル
スペイン、ブラジル、メキシコ、オーストラリアがそれぞれ0.8千万ドル台となっています。
日本での興収は8090万円(68万ドル)、週末の興行成績は5位でスタートしています。4位の公開2週目『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』に負けたのは意外でした。

そしてこの世界興収の数字は、『マトリックス・リローテッド』が持っていたR指定映画のオープニング成績記録1億1.7千万ドルを抜き、歴代1位となっています。

さらに女性監督による作品の全米オープニング成績では歴代2位。1位は『マトリックス・リローテッド』のラナ・ウォシャウスキー…う〜ん(笑)

全米公開のR指定映画としては歴代5位の週末興収となり、キューティー映画としては『セックス・アンド・ザ・シティ』以来のベスト10入り、歴代1位となっています。(数字の単位はドル)

1.『マトリックス・リローテッド』91,774,413
2.『アメリカン・スナイパー』89,269,066
3.『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』85,946,294
4.『パッション』83,848,082
5.『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』81,670,000
6.『300』70,885,301
7.『ハンニバル』58,003,121
8.『22 Jump Street』57,071,445
9.『セックス・アンド・ザ・シティ』57,038,404
10.『ウォッチメン』55,214,334

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の生みの親とも言える『トワイライト』がPG13(13歳以下は親同伴)で週末興収が6.96千万ドルでしたから、2次創作作品がそれ以上でスタートしたことになります。

しかし『トワイライト』が今までになかったトゥイーン、ティーン層の市場を切り開いたのに対し、その市場が成熟し、成人女性層をターゲットにしたのが大きいので、元祖を超える成績は当然です。
トワイライト・サーガとして見ると、シリーズ最大ヒット作となった『ニュームーン』は初動で1億4千万ドルですから、決して『トワイライト』が負けたとも言えません。

ただ『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は作品評価が著しく悪いので、口コミで客が増えていくタイプではなく原作ファンが一気に押し寄せる初動型になると思われます。これは『トワイライト』以降のYA小説原作映画の共通した傾向なのです。
映画も原作同様シリーズ化が決定していますが、今回のような内容をミステリアスに煽る宣伝戦略はもう通用しません。次回作をどのように仕掛けるのか興味深く見て行きたいと思います。