
エリザベス・バンクスが現地時間先週土曜日にロスで行われた全米製作者組合主催のトークショーに出演。そこで『ピッチ・パーフェクト3』の監督を降板した理由を語りました。
エリザベス・バンクスによると、『ピッチ・パーフェクト3』の企画開発が思った以上に難航したようです。それにより、当初夏休み中に撮影を終える予定が秋にずれ込むことになりました。
エリザベス・バンクスは3歳と5歳の2人の子どもの母親ですが、秋から撮影だと親としての務めが果たせません(アメリカは9月からが新学期)。
そこで彼女は家族を優先し監督を降りることになったということです。
最近、ハリウッド映画では、有名作品であれど、監督が家族との生活を重視し降板するケースが増えています。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ.J.エイブラムス監督も当初、長期ロケで家族と離れるのを理由にオファーを断り続けていましたし、『ダイバージェント』シリーズのロベルト・シュヴェンケ監督が最終作を前に突然、家族を理由に降板した例もあります。
『ピッチ・パーフェクト2』はストーリー的にすでに崩壊していたので(それでもキューティー映画の傑作ですが)、3作目で立て直すのはかなりの困難を伴います。3作目がヒットすれば今後のシリーズ化も弾みが付きます。この正念場をこなす監督は誰になるのでしょうか?