Home 海外NEWS 『ダイバージェント』全米週末興収1位スタート。新たなる人気シリーズとなるか?

『ダイバージェント』全米週末興収1位スタート。新たなる人気シリーズとなるか?

『ダイバージェント』全米週末興収1位スタート。新たなる人気シリーズとなるか?
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divergent-box-office-no-1_00『トワイライト』サーガのサミットを持ち、『ハンガー・ゲーム』シリーズを展開中の、キューティー映画系のSF/ファンタジーYA小説原作の映画化なら任せとけ!のライオンズゲートが新しくシリーズ化を目論んでいる『ダイバージェント(原題:Divergent)』が全米で3月21日から公開され、週末興収を1位でスタートしました。


『ダイバージェント』は「管理社会」「選ばれし者」「政府への反逆」という、お約束設定のSFディストピア系YA小説が原作です。ヒロインが管理社会を脅かす選ばれし者で、政府の反逆者たちと共に自由のために戦う…超簡単に説明すると、こんな感じでしょうか?
本作の他に「Insurgent」、「Allegiant」とあって、全3部作なっています。

製作・配給のライオンズゲートは『トワイライト』サーガを大ヒットさせたサミットを買収、その後『トワイライト』で生まれた若い女性層を、日本の『バトルロワイヤル』のパク…いやいや、サバイバル系ディストピアYA小説シリーズが原作の『ハンガー・ゲーム』シリーズに引き込み、これまた大ヒットシリーズに育て、今やその手のYA原作映画を作らせたら敵なしです。

『トワイライト 初恋』が初動69.6百万ドル(約70億円)、『ハンガー・ゲーム』が初動152.5百万ドル(約152億円)でした。

『ダイバージェント』は初動56百万ドル(約57億円)でスタートしたので、過去の作品を超えるスタートとはなりませんでしたが、すでにシリーズ化が決定。続編「Insurgent」の撮影が5月から始まります。

『トワイライト』以後、キューティー映画を見る若い女性層の大きさと購買力を知った各映画会社が、こぞって人気のあるファンタジー系YA小説シリーズを映画化し、あわよくば『トワイライト』同様人気シリーズに育てて…という目論見が、どれもイマイチな成績で失敗に終わっている中、確実にヒットさせているライオンズゲートのマーケティング・宣伝力は注目すべきものがあります。

『ダイバージェント』の客層は70%が女性だそうです。しかし男の子向けで仕掛けると、『エンダーのゲーム』のように失敗しているのが面白いですね。どこに違いがあるんでしょう?

あと、今後同世代に人気が出そうな若手俳優陣に、この手の映画に出演するのが意外な芸達者な俳優という組み合わせの出演陣もパターン化してきましたね。
今回はシェイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームズを中心に、『タイタニック』ケイト・ウィンスレットが出演しているのが話題です。

しかし日本は、パラノーマルやファンタジー系ならまだしも、SF臭い世界設定がまずありきの海外のディストピア系となると、アニメやコミックとの親和性は高いのですが、若い女性層、特にキューティー映画が好きな人達には受けにくいと思います。
出演する俳優陣の人気も日本だとどうなんでしょうか?宣伝が難しい素材の映画ですね…

『ダイバージェント』は7月、角川系で公開予定です。