
米ABCで現地時間5月24日にCMを含めて3時間枠のTV映画として放送された『ダーティ・ダンシング』リメイク版。その視聴数や視聴者の反応はどうだったのでしょうか?
1963年、夏休みに避暑地に訪れたお嬢様のヒロインが従業員として働くダンサーたちと知り合い、マンボなど情熱的なダンスに魅せられていく…という、1987年公開の不屈の名作のリメイク版である本作は。オリジナルではジェニファー・グレイが演じたヒロイン、ベイビーを『プリティ・ヘレン』『リトル・ミス・サンシャイン』の子役として活躍し、最近では『ニューイヤーズ・イブ』『8月の家族たち』に出演していたアビゲイル・ブレスリンが演じました。オリジナル版ではパトリック・スウェイジが演じていた相手役のジョニーには、ダンサーのコルト・プラッツが大抜擢。
その他、ベイビーの姉リサ役にサラ・ハイランド、ベイビーの母親役にデブラ・メッシング、ペニー役にニコール・シャージンガー、ベイビーの父親役にブルース・グリーンウッドらが出演。
監督は『ソウルガールズ』ウェイン・ブレア。脚本は「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズのジェシカ・シャーザー。
振付を『チアーズ』のブロードウェイ・ミュージカル版「ブリング・イット・オン」や「ハミルトン」などの売れっ子振付師アンディー・ブランケンベラーが担当。
現地時間5月24日に米ABCにて3時間枠で放送された『ダーティ・ダンシング』リメイク版の視聴数は660万。その日の米ABCではトップの視聴数であると同時に、米ABCでのここ半年間で最高視聴数となりました。同時刻の他ネットワーク局を含めるとCBS、FOXに次ぐ3位の視聴数でした。
視聴数の内訳は7割近くが女性層。オリジナル版が「女の子のスター・ウォーズ」と呼ばれていただけあって、女性たちのリメイクへの関心は高かったようです。
しかし視聴者の評価はかなり厳しかったようで、視聴者のSNSでの書き込みや批評家からは不満があふれました。中には『このリメイクを見たら『ダンシング・ハバナ』がよく思えてきた」なんていう書き込みまで出る始末(笑)
『ダンシング・ハバナ』はパトリック・スウェイジが出演している『ダーティ・ダンシング』の関連作品です(一応続編扱いですが、お話は独立していて全く異なります)
価格¥3,228
順位149,571位
出演ディエゴ・ルナ, ロモーラ・ガライ, セーラ・ウォード, ほか
監督ガイ・ファーランド
プロデュースローレンス・ベンダー
脚本ボアズ・イェーキン, ヴィクトリア・アーチ
Unknownディエゴ・ルナ
発行エイベックス・ピクチャーズ
発売日11.10.16
確かにリメイク版は、オリジナル版のファンが激怒する大胆な改変を行っていますが、単にオリジナルを再現するのではない意欲作でいいですよ。
その辺は改めて感想を書きたいと思います。