
『スクービー・ドゥー(弱虫クルッパー)』のメインキャラクター女の子2人、ダフネとヴェルマのティーン時代の活躍を描く外伝映画企画『Daphne and Velma』は意外にも配信ではなくDVD映画としてリリースされるようです。
アシュレイ・ティスデイル(「ハイスクール・ミュージカル」シリーズ)とその姉妹による企画製作会社ブロンディ・ガール・プロダクションズと、ワーナー系のデジタルコンテンツ会社ブルーリボン・コンテンツによって共同企画されている『Daphne and Velma』は、メインキャラクターの中の女の子2人、ダフネとヴェルマのティーン時代の活躍を描く、『スクービー・ドゥー』の前章+外伝的な位置づけの作品です。
楽天家なお嬢様のダフネ(サラ・ジェフリー)とガリ勉のヴェルマ(サラ・ギルマン)はネットで知り合いになります。そしてダフネがヴァルマのいるハイスクールに転校してきます。その学校は資産家ブルームの援助で最新の研究設備が揃っていて、首席の生徒はブルームの最先端研究所で働くことができるため、みんなトップを目指して猛勉強中。そんな学校で学生たちが消えてはゾンビになって現れる事件が発生。ダフネとヴァルマはチームを組んで怪事件を解決しようとする…というお話です。
監督はスージー・ヨーネシー。脚本はカイル・マック&ケイトリン・メアーズ。
作品は70〜90分程度となり、配信が全盛の今なのに、意外にもDVD映画としてリリースされます。
これは今回の企画を、新しくファンになるキッズ・トゥイーン層と、昔『スクービー・ドゥー』を見ていたお母さん層の「キッズ&親子向け」と位置づけているからだそうで、バービーのCGアニメなどもそうですが、未だに親子向け作品はまずDVDソフトとしてリリースされ、その後の展開としてテレビ放映や配信というパターンが多いです。
今回もそれと同じです。つまり『Daphne and Velma』は親子で楽しめる作品になるということですね。
だからといって子供だましになるとも限りません。キューティー映画として見たとき、ディズニー・チャンネルなどもそうですが、意外と親子向け作品にも良質な作品は多くあります。ただDVD作品となると、リージョンコード(日本とアメリカは違うリージョンなので互いのディスクは見れません)の問題もあり、配信になるまで日本からはなかなか追っかけにくいのが…
『Daphne and Velma』は2018年中に発売される予定です。