Home 海外NEWS 女性ゲーム開発者へのハラスメント問題の映画化、ヒロイン役にスカーレット・ヨハンソンか?!

女性ゲーム開発者へのハラスメント問題の映画化、ヒロイン役にスカーレット・ヨハンソンか?!

女性ゲーム開発者へのハラスメント問題の映画化、ヒロイン役にスカーレット・ヨハンソンか?!
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crash-override-scarlett-johansson_00去年、女性のインディーズゲーム開発者ゾーイ・クインさんへの誹謗中傷から始まったネットでのハラスメント問題を題材にした映画企画で、主役にスカーレット・ヨハンソンが候補にあがっています。


ゾーイ・クインさんに対する誹謗中層が発端でゲーム界の大論争に発展し様々な問題を浮き彫りにした「GamerGate」問題。
なかなか複雑なのですが、ざっと概要だけ説明します。ご興味のある方は色々調べてみてください。
wikipediaには膨大な情報が記載され、今も編集合戦が繰り広げられているようです。

ゾーイさんは「Depression Quest」というゲームを開発し、発表します。
すると元カレが「彼女は自分のゲームを宣伝してもらうために、複数のゲーム関係者や有名ゲームブロガーに枕営業をした。」と誹謗中傷をネットにアップしました。
これ自体は元彼の嫉妬からの嘘だったそうですが(実際「Depression Quest」自体はテキストを読ませるだけの初歩的なアドベンチャーゲームで大したゲームではありません(笑))これをきっかけにゾーイさんへの誹謗中傷がネット上で吹き荒れます。
ネットで個人情報が晒され脅迫を受けたゾーイは身の危険を感じ住居を離れたそうです。

そしてこの問題をきっかけに「GamerGate」というツイッターのハッシュタグが生まれ、以前からゲームファンの間でくすぶっていた「ゲーム開発者とネットメディアとの癒着(簡単にいうとステマ問題ですね)」が議論されはじめます。

しかしゾーイさん問題が発端ということもあり「白人男性優位のゲームの世界での、女性ゲーム関係者に対する差別・誹謗中傷問題」と混ざってややこしい状況になりました。
結果的に「ゲーム開発者とネットメディアの癒着」が「ネットでの宣伝に関して有力サイトが裏で情報操作をしている疑惑」や「ネットジャーナリズム不要論」となり、「ネットでのハラスメント問題」は「ゲーム社会での女性などマイノリティに対する軋轢や差別問題」と議論が発展し、さらにゾーイの問題では枕営業と言われていたゲームライターとの交際は事実だったり、協力者が別のネットメディアだったりして、それを騒ぐ荒らしが参入してもう全てが泥沼化。混沌とした「まつり」の状況になりました。

現状「GamerGate」問題は、ネットメディアが紹介する際は、ネットメディアの議論は隠されて、ネットでのハラスメント問題に焦点が絞られ語られています。

これをソニーのハッキング問題で俳優たちに対する誹謗中傷メールが発覚し、責任を取って、当時女性映画関係者では最高と言われていた副社長の座を辞任し、今は自身の企画製作会社パスカル・ピクチャーズで映画製作を行っているエイミー・パスカルが映画化の企画開発を進めています。

2016年秋に発売予定のゾーイ・クイン本人の回顧録「Crash Override: How To Save The Internet From Itself」を原作に、レベッカ・アンジェロとローレン・シュッカー・ブルムという、ウォール・ストリート・ジャーナルの女性記者2人が脚本を手がけます。
ゾーイ自身を描く映画になるのか、今回の問題を題材にしたフィクションになるのかは現状不明です。

現在、キャスティングではヒロイン役にスカーレット・ヨハンソンが候補にあがっていて、企画開発が順調に進めばオファーを受けると思われます。
色々繊細な問題をはらんだネタの企画です。今後の推移とネットでの反応がどうなるか注目していきたいと思います。