トニー賞最優秀演出賞受賞、911にカナダの小さな町に強制着陸した人々と地元民との交流をハートフルに描くミュージカル『Come from Away』映画化

2017年度トニー賞最優秀演出賞を受賞した、2001年9月11日、カナダの小さな町に強制着陸したアメリカの旅客機の乗客と町の人々との交流をハートフルに描くミュージカル『Come from Away』の映画化企画が始動しました。

2001年9月11日、ワールドトレードセンターやペンタゴンなどで起きた飛行機事故に対応して、アメリカ近辺を飛行中の航空機は付近の空港に強制着陸が命じられます。カナダのニューファンドランド・ラブラドール州にある小さなガンダー国際空港には38機の旅客機と6579人の搭乗者が降り立つことになりました。約1万人の小さな町はの住民たちは、突然の大量の到来者に驚きつつも彼らに住居を提供し、料理を出し、車を貸し…と手厚くもてなします。そして乗客と町民の間に色々なドラマが生まれました。その様子をハートフルに描いたミュージカルが「Come from Away」です。

「Come from Away」では12人程度の俳優が出演し、乗客役の役者が服を裏返して着ると地元民、帽子を被ると搭乗員という早変わりを使って、1人何役もこなすことで多彩なドラマを、素晴らしい歌の数々で描きました。
ダイジェスト版です。

こちらは1シーンを収録した映像です。歌が素晴らしいですね。

2015年にトロントで初演され、2017年3月にはブロードウェイで上演されています。そして2017年度のトニー賞では7部門にノミネートされ、最優秀演出賞を受賞しました。

演出はクリストファー・アシュレイ（Christopher Ashley）。アイリーン・サンコフ（Irene Sankoff）とデイビッド・ヘイン（David Hein）の夫婦が脚本と音楽を担当。今回の映画化企画にも参加します。

今後の企画の進捗が楽しみなミュージカル映画企画です。

Sorry, but item not found.