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『ミニー・ゲッツの秘密』監督マリエル・ヘラーの新作企画『The Case Against 8』

『ミニー・ゲッツの秘密』監督マリエル・ヘラーの新作企画『The Case Against 8』
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case-against-8-marielle-heller_00去年公開され、高い評価を受けた70年代ティーンを描いた『ミニー・ゲッツの秘密』の監督・脚本マリエル・ヘラーの新作企画は、2008年からカリフォルニア州で同性婚をめぐって裁判を起こしたゲイカップルを描く『The Case Against 8』です。


『The Case Against 8』という原題タイトルは、すでにこの件を追ったドキュメンタリー映画で使われています。マリエル・ヘラーが企画開発を進めているのは、このドキュメント映画と同じ題材をドラマ化したものです。

オリジナルのドキュメント映画『The Case Against 8』は、2008年に同性婚が合法だったカリフォルニア州で、結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号(California Proposition 8)」が可決され、同性婚が禁止となります。これに対して2組の同性カップルが提訴。その5年間を追ったものです。
2014年度の各映画祭で話題となり、日本でも2014年開催の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にて『アゲンスト8』という邦題で上映されました。

その後『ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~』という邦題で今年の1月から順次全国公開されています。
公式サイト:https://unitedpeople.jp/against8/

マリエル・ヘラーの前作『ミニー・ゲッツの秘密』は、70年代のティーンエイジャーのヒロインを主人公にした、原作者の自伝的な内容のグラフィックノベルが原作です。ドキュメントのドラマ映画化企画は、彼女の前作を考えると納得です。
(作品の原作や作者についての詳細は以下の記事に詳しく書いています)
Diary Of A Teenage Girl

彼女は最近、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で一躍有名になったデイジー・リドリー主演、イスラエルのTV映画のリメイク企画『Kolma』で監督を務める予定です。

デイジー・リドリー主演でイスラエルのキューティーTV映画のリメイク企画『Kolma』

『ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~』が完成後、アメリカでは2015年に同性婚が合法化されました。今回の映画企画はこの点を踏まえることになるのか、あくまでも過去の事象を描くのかに注目です。