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第68回カンヌ国際映画祭、女優賞が異例の2作品2名受賞

第68回カンヌ国際映画祭、女優賞が異例の2作品2名受賞
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Cannes Best Actress_00第68回カンヌ国際映画祭の各賞が発表になりました。女優賞が『Carol』のルーニー・マーラと『Mon Roi』のエマニュエル・ベルコという、異例の2作品2名受賞となりました。


パルムドールを受賞した、ジャック・オーディアール監督『Dheepan』と共に下馬評では、ルーニー・マーラー&ケイト・ブランシェットで50年代を舞台に同性愛を描くパトリシア・ハイスミス原作『Carol』もパルムドール候補とされていました。

ルーニー・マーラー&ケイト・ブランシェットで同性愛を描く『Carol』映像

評判のよさに女優賞をルーニー・マーラーとケイト・ブランシェットでダブル受賞とかあるかもなぁ、と勝手な予想をしていたのですが、女優賞は
ルーニー・マーラ(『Carol』:イギリス・アメリカ)とエマニュエル・ベルコ(『Mon Roi』:フランス)の2作品2女優受賞となりました。カンヌ映画祭で1つの賞を別作品で分け合うのは異例です。

同時受賞となった『Mon Roi』のマイウェン監督は、『フィフス・エレメント』で宇宙人オペラ歌手を演じていた女優マイウェン・ル・ベスコです。リュック・ベンソンと16歳で結婚・離婚。今では監督、脚本で活躍中です。
そして『Mon Roi』で女優賞を受賞したエマニュエル・ベルコは、今回のカンヌ映画祭のオープニング作品、カトリーヌ・ドヌーヴ主演『LA TÊTE HAUTE(英題:Standing Tall)』の監督もしています。カンヌ史上2度目の女性監督によるオープニング作品として話題になりました。

『Mon Roi』は弁護士のヒロインが不誠実なプレイボーイと結婚し、子供を産み、彼に振り回されながらやがて自身の幸せを見出すさまを回想シーンを織り交ぜて描いていく内容です。共演はヴァンサン・カッセル。
いくつか公開されている劇中シーンの映像を見ると、会話の”間”など役者の即興性に任せてる部分が多いのか、とても自然な会話や仕草が繰り広げられています。


『Carol』でケイト・ブランシェットが受賞出来なかったのは残念ですが、アメリカでは賞レースを狙って年末の12月18日、『スター・ウォーズ ep7/フォースの覚醒』と同日に公開されます。日本では2016年新春公開予定です。