
『トランスフォーマー』シリーズ初のスピンオフとなる『Bumblebee』の撮影が進められています。撮影風景から、バンブルビーのフォルクスワーゲン姿が確認されました。
1987年、カリフォルニアの海沿いの小さな街で、車いじりが得意な18歳のチャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)は、廃墟に放置されていた壊れた黄色いフォルクスワーゲンを見つけ修理します。そのフォルクスワーゲンこそ、戦いで傷ついていたバンブルビーでした…というお話です。
ホルヘ・レンデボルグ・Jr、ジェイソン・ドラッカー、レイチェル・クロウ、リカルド・オヨス、アビー・クイン、グレイシー・ドジーニー、パメラ・アドロン、ジョン・シナ、ステファン・シュナイダー、ケネス・チョイらが出演。
監督は『Kubo and The Two Strings』トラヴィス・ナイト。脚本は若手のクリスティーナ・ハドソン。
撮影は8月からスタートしています。全米公開は2018年12月21日です。
今回、撮影で確認されたのが、フォルクスワーゲン姿のバンブルビーと彼の”スタントマン”です。

1作目の『トランスフォーマー』(2007)で、シャイア・ラブーフ演じる主人公が父親に連れられて、中古車屋に車を買いに行くシーンがあります。そこで主人公はカマロになっているバンブルビーと出会うわけですが、そのカマロの横には黄色のフォルクスワーゲン・ビートルが並んでいます。アニメで始まった「トランスフォーマー」ではバンブルビーはフォルクスワーゲン・ビートルになっていました。それを表した、ファンならニヤリとする遊びです。

ちなみに余談ですが、このシーンの直前、主人公の父親はポルシェのカーディーラーに息子を連れて行きます。えぇ??!!と喜ぶ息子。でもそれは前を通っただけ…というネタなのですが、これは『トランスフォーマー』の撮影で車の提供を断ったポルシェに対する制作側の遊びとも言われています。
『Bumblebee』の撮影風景の写真です。時代設定が80年代ということで、それっぽい車が集められています。
ヘイリー・スタインフェルド(チャーリー役)、ジェイソン・ドラッカー(チャーリーの弟役)、パメラ・アドロン(チャーリーの母役)、監督のトラヴィス・ナイト