
ソニーがずっと企画開発を続けてきたバービー人形を題材にした実写映画企画が、マーゴット・ロビー主演、ワーナー製作で再始動することになりました。
マテルのバービー人形を題材にした実写映画企画は、長らくソニー・ピクチャーズによって行われてきました。
脚本開発には『ロイヤル・セブンティーン』「セックス・アンド・ザ・シティ」のジェニー・ビックス、『幸せをつかむ歌』『ヤング≒アダルト』ディアブロ・コーディー、『小悪魔はなぜモテる?!』バート・V・ロイヤル、『シエラ・バージェスはルーザー』のリンジー・ビア、「コミ・カレ!!」のヒラリー・ウィンストン、キム・キャラメルら、いずれもキューティー映画で有名な脚本家たちが参加していました。
主演はエイミー・シューマーが発表され、バービーの世界からデブッちょで落ちこぼれたバービーが人間界で色々な経験を積んでバービーの危機を救う、というお話で企画開発が進められていましたが、後にエイミーが降板。主演はアン・ハサウェイに変更し、監督は『ママたちのパーティナイト』監督のアリシア・ジョーンズに決定。公開時期も2020年と発表されていました。
しかしここにきて、マーゴット・ロビーの企画会社ラッキーチャップ・エンターテイメント(LuckyChap Entertainment)、ラッキーチャップと提携しているワーナーによって映画化が発表されました。バービーをマーゴット・ロビーが演じます。
これまでのソニーでの企画と異なり、今回はマテルが新設した映画企画製作会社「マテル・フィルムズ」がワーナーと提携する企画となります。脚本はソニーで企画開発されたものが引き継がれるのか、全く新しくなるのか?などは現時点では不明です。
マーゴット・ロビーは当たり役、DCキャラ”ハーレイ・クイン”主演作『Birds of Prey (And the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)』』や、その他にも数々の作品が控えています。そんな彼女の主演作の撮影時期や公開時期を設定するのはなかなか難しいとは思いますが、長らく停滞していたバービーの実写化がこれで一気に進むと思われます。
今後の企画開発の進捗状況が楽しみです。