
ゼンデイヤが、19世紀のアメリカで、白人と偽って名門私立大学を卒業した実在の黒人女性を描く『A White Lie』で、ヒロインを演じることがわかりました。リース・ウィザースプーンもプロデューサーとして参加します。
1897年、アニータ・ヘミングス(アニータ・フローレンス・ヘミングス)はニューヨーク州の名門女子大学ヴァッサー大学を卒業しました。しかし彼女は実は肌の色が薄い黒人でした。見た目はほぼ白人で若干肌が浅黒かった彼女は、黒人差別が当たり前の時代ということもあって自分を「インディアンの血が混じった白人」と偽っていたのです。彼女は大学ではグリー部に所属していました。
下の写真はグリー部の集合写真です。アニータがいます。どこかわかりますか?
向かって右から4人目がアニータです。
アニータは、現在では共学となっているヴァッサー大学初の黒人女性卒業生と認識されています。しかしそれも1997年になってからでした。
女流作家カリン・タナベの伝記小説「The Gilded Years」を原作に、映画はサスペンスタッチのサイコスリラーに仕立てられ、ハーバード大学の男子生徒との恋なども描かれるようです。
The Gilded Years: A Novel (English Edition) Kindleストア
価格¥1,553
順位1,439,541位
著Tanabe, Karin
発行Washington Square Press
発売日16.06.07
脚本をTVシリーズ「ファーゴ」などを手掛けた女流脚本家のモニカ・ベレツキーが執筆。製作・企画はリース・ウィザースプーンの会社「ハロー・サンシャイン」が行います。そのためプロデューサーにはリース・ウィザースプーンが参加。ゼンデイヤもプロデューサーとしても参加します。