
日本で長澤まさみ&山田孝之の共演でリメイクされることで話題になった、ドリュー・バリモア&アダム・サンドラー『50回目のファースト・キス』(2004)が、『50 Primeras Citas』というタイトルでメキシコでもリメイクされることがわかりました。
メキシコ版はヒメナ・ロモ(Ximena Romo)とヴァドヒル・デルベス(Vadhir Derbez)が共演します。
ヒロイン役のヒメナ・ロモはアメリカでも公開されたメキシコのキューティー映画『Everybody Loves Somebody』に出演しています。
相手役のヴァドヒル・デルベスは歌手出身の俳優。ラテン系コメディアン俳優で大人気の大御所エウヘニオ・デルベスの息子です。お父さんのハリウッド進出作『How To Be A Latin Lover』に出演している他、大ヒットを記録しているインド映画『きっと、うまくいく』のメキシコ版リメイク作品に主要キャラクターとして出演しています。今後、アメリカでの活躍も期待されている俳優です。
監督・脚本はマウリシオ・T・ヴァーリ(Mauricio T Valle)。今回長編は3本目ですが、これまでの2作品はいずれもキューティー映画です。
スペイン語で制作される今回のリメイクは、ハワイではなくドミニカ共和国で撮影が行われています。製作にドミニカ共和国の助成金()が入っているようです。
日本版といい今回のメキシコ版といい、『50回目のファースト・キス』の各国ローカライズはソニー・ピクチャーズ・インターナショナルによって進められていますが、なぜ今『50回目のファースト・キス』なのか?気になるところです。