Home 海外NEWS 『3 Generations(邦題:アバウト・レイ 16歳の決断)』のレーティングがRからPG-13に

『3 Generations(邦題:アバウト・レイ 16歳の決断)』のレーティングがRからPG-13に

『3 Generations(邦題:アバウト・レイ 16歳の決断)』のレーティングがRからPG-13に
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エル・ファニングがトランスジェンダーを演じた『3 Generations(元邦題:アバウト・レイ 16歳の決断)』が、実質上ティーンが観れないR指定を受けたことに対して、配給のワインスタイン・カンパニーはPG-13に引き下げるよう求めてきましたが、全米公開1週間前にそれが実現しました。


『3 Generations』はNYが舞台。男性への性転換を望むティーンの娘レイ(エル・ファニング)の希望を受け入れたシングルマザーのマギー(ナオミ・ワッツ)は、性転換の法律的な許諾を得るため元夫(テイト・ドノヴァン)を訪ねます。一方レズビアンの祖母ドリー(スーザン・サランドン)はかわいがってきた孫娘が性転換することで、その関わり方に戸惑う…というお話です。

映画のレーティングを審査するアメリカ映画協会(MPAA)は『3 Generations』をR指定に設定しました。審査に引っかかったのは劇中の台詞です。
R指定だと17歳以下は保護者同伴での鑑賞となるので、ティーンの動員がほとんど期待できなくなります。

エル・ファニングがトランスジェンダーを演じ、母役ナオミ・ワッツ、祖母役スーザン・サランドンによる三世代の家族を描く『3 Generations(元邦題:アバウト・レイ 16歳の決断)』がR指定となり、全米限定公開の...

若者の間でも議論が深まりつつあるティーンのトランスジェンダー・性同一性障害を扱っていること、それにまつわる家族を描いていることから、多くのティーンや家族に見てもらいたいという主旨の元、配給のワインスタイン・カンパニーは、PG指定(事前に親に対して子供に見せる際の注意勧告があるだけで、入場制限なし)を希望。
すぐにLGBT関係の表現等に関する監視・抗議団体GLAAD(中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟)と連携して、MPAAに対してレーティング引き下げ要求の運動を展開します。

最終的には問題だった台詞をカットすることで、PG−13(13歳未満の子供の観賞については保護者の厳重な注意が必要という勧告がなされるが、基本的に制限なし)に引き下げられました。

本作はタイトルも公開日も二転三転しており昨年初春に予定されていた日本公開も中止になっています。
最終的にタイトルは『3 Generations』となり、全米では2017年5月5日からロサンゼルスとニューヨークの2都市限定で公開されたあと、5月12日から拡大公開される予定です。